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車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

励ましの声をかけていただく

2020年10月06日 23時40分00秒 | 日記

思いがけず、超ご近所さんから声をかけていただいた。


区内の体育館で、区内のパラ選手の写真の展示の中で僕を見つけたということだった。

「頑張ってくださいね!」

その一言にもの凄い力を得たし、有り難く、幸いなことだとつくづく思ったのだった。

と同時に、らしい姿でいなきゃならんと改めて背筋が伸びるのだった。


先日、ラケットのラバーを張り替えたら、その貼り方がイマイチだったようで、コーチから「ボールが走っていない」との指摘を受けた。

その原因はラケットだけでもなく(その日の練習はサブラケットで行う)、どうやら先週末の練習を引きずった要因もあったようで、コーチはその練習も把握していたので、内容についても細かく指導を受けた。

その結果、その日の練習は通常メニューを急遽変更してのリハビリメニューとなり、いつもとは異なるよりハードなものになった。

すると、練習後の身体的疲労感はいつもより大きく、翌朝起きた時、左肩に若干の違和感を覚え、「あれ、疲労が残ってるのかな?」と思ったら、それはただ単に寝違えてるだけだった(笑)

そりゃぁそうだ、だって髪の毛の寝癖がいつもと違ってたから(笑)


でも、そういうのを甘く見ちゃいけないようだ。

そういうところから故障を招くこともあるらしい。

寝違えないようにすることはもちろんだけど、万が一そうなってしまった際のケアにも気をつけてなきゃいけない。


そういうのを高いレベルで指導してくれる方々がそばにいてくれることが本当にありがたい。


卓球の練習はもちろん、フィジカルについても、メンタルについても、選手としてのコンプライアンスにしても、それぞれの専門知識に加え高いレベルでの経験を持つ方々からより濃い指導を受けられるのは心底嬉しく思う。


その甲斐あっての「頑張ってくださいね!」という声だと思うのだ。


もし僕がもっと華奢で、どこか頼りない雰囲気で、表情も曇っていたり、どこかネガティブな印象を与えるようなチェアウォーカーであれば、仮にその人が写真で見た僕に気づいたとしても、多分声をかけないだろうと思う。

颯爽と車椅子を走らせ、それなりの健康そうな体つきで?細い通路では人に道を譲る余裕のある「声をかけやすそうな人」と受け取ってもらえたのだと思う。

ものすごい自画自賛(笑)

でもこれはコーチやトレーナーをはじめとする僕を指導してくださる方々の、まさにその指導の賜物ですから。僕自身が「スポーツ選手」「アスリート」を語るのは非常に烏滸がましいと思っている。けれど、世間はそう見ているのだから、じゃぁどうあるべきか、それも指導いただいている。そのレベルは国内とか実業団を超えて世界水準で。


だからこそ、自分を厳しく律していなきゃいかんと、今日は改めて思った。

不摂生はいかんと思った(笑)

コンディショニングは最終的には自分自身で行うもの。

アドバイスや注意喚起はしてもらえるけれど、それを行動に起こせるのは自分だけ。

家族や身近な人の協力が得られても、最後は本人の気持ちのありようで決まるものだと思う。


言うのは簡単(笑)


よし、気を引き締めて頑張っていこう。


心という中味は外見に表れる、滲み出てくるもの。


表情にも、身だしなみや体つきにも、姿勢や歩き方といった所作全般にも表れるもの。


その人が何を考え、どの方向を見て生きているのか、本人も気づかないところでそれは言動として表れているものであり、人はそれに気づいているものだとも思う。


企業に所属するパラ選手として、企業にとっても関係する方々にとっても、恥ずかしくない自分でいなきゃいけない。


例えどこかが痛むとかコンディションが優れない状態であっても、そういう姿を見せない健康的な状態を保つ努力もまた不可欠だなと思う。


言うのは簡単(笑)


大切なのは行動と結果ですね。


はい、明日も練習をしっかりと頑張ります!