車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

来週の試合前に

2018年03月09日 21時57分12秒 | 日記
試合1週間前にして、今更何をどうしようと格段に腕を上げるなんてことは出来ない。

出来ることと言えば、良いコンディションで当日を迎える為の取り組み。

それに尽きる。



といっても、今年のその試合は僕を含めごく一部の選手にとっては代表の2次選考となるので、例年とは大きく異なる、とても重要なものとなる。

また、代表選考の対象選手でなくても、「ジャパン・オープン」というタイトルの全国大会なのでそれに掛ける意気込みの強い選手も少なくは無いはず。

逆に2次選考を兼ねる為に大会要項とは異なる組み合わせとなっているところもあり、僕を含め申し込んだクラスとは違うところで出場する結果になっていたり、逆にそれで貧乏くじを引く結果になるような一般参加者もあるだろうから、それを残念に思う選手もいるかもしれないし、また大会会場も例年とは異なるところなので、今回の大会は様々な意味で波乱を含んでいることも予想される。



いずれにしても、条件面や環境云々を言い訳には出来ないので、自分がどのような立場にあろうとも、例えそれがすごく厳しいアウェーのような環境でも、冷静沈着に自分のベストを尽くせるように、当日もそれまでの時間もしっかりと有意義に過ごしていかなければならない。



ということで、練習の合間に自分自身を分析してみる。

これは遠方から定期的にお見えになられる僕のスーパー・アドバイザーの指示によるもの。

自分自身を客観視するための分析。

過去の3試合を分析して見た。



笑いが出る(笑)



面白い。



3試合のうち2試合は以前にも自己分析していたのだけれど、それをあらためてしてみたら思いのほか笑えた。

コーチ達のご指導のお陰で僕自身の考える力は以前よりも増しているのだと思う。

その甲斐あって、自己分析能力もレベルアップ出来たのだと思う。

だから、以前よりもさらに深いレベルで見えるものがあった。

反省点を修正し、技術を伸ばしていく為の具体的な練習方法も今はより明確になっている。



自分が進みたい道、進むべき道ははっきりしているし、僕にはしっかりと見えている。

より確実に大きな一歩を踏み出していく為に、甘えも油断も禁物。

出来ることを最大限の力でやっていく。

真摯に取り組むとはそういうことだと思う。



「世の人は 我を何とも 言わば言え 我が成す事は 我のみぞ知る」



坂本竜馬は「我のみ」だったかもしれないけれど、僕の、ことパラ卓球においては僕のみでなくコーチ達複数の方々、それこそ「チーム」が「我が成す事」を共有、理解、そして応援してくれている。

だからこそ、言い訳のできない環境でもあるのだけれど。



まずは来週の試合、そしてその向こうにある道筋を進む為に、まずはこの1週間を大切に過ごす。



練習も大切。

でもある意味それ以上に食事と睡眠も大切。

他にも大切なことはたくさんある。

要は、24時間をいかに過ごすか。

練習時間や環境の良し悪しで差を考えがちだけど、本当はおそらくそれ以前の段階で既に差が生じているものだと思う。

全ては自分次第。

明日の自分を作るのは今日の自分。

来週の自分を作るのは今週の自分。

今の自分。

さぁ、自己プロデュース。



未来の自分の為に、今をしっかり取り組む。