車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

ジャパン・オープン in 福岡

2017年03月15日 13時18分19秒 | 日記
イタリアから月曜日に帰国し、木曜日に福岡へ行くという、しかも東京から車で自走という突貫ツアーで行ってきました。

イタリアでの反省点と課題を得て、本来はその修正をしっかり行った上で行くべきなのですが、スケジュールの都合上思うような時間はとれず、帰国翌日の練習のみでの出場。

今思えば福岡入りを金曜日にして木曜日はしっかりと練習しておけばよかったのかもと少し後悔もしています。

でももしそうしていたら今度は疲労感が大きくなり、それはそれで思うようなプレーも出来なかったでしょうから、結局は後悔先に立たずの後の祭り、不断の努力不足がそういうネガティブな考えを生むということでもあり、これはもっとしっかり頑張りなさいという神様仏様からのご指導と受け止めます。

また、言い訳をするつもりではありませんが、自分自身どこか集中しきれていなかった感があり、今回の最も反省すべき点でもあります。

だからボールにラケットが綺麗に当たらない。

いつもと打った時の音が違う。

身体のコンディション云々よりもまず意識の問題だったと反省しています。

意識がしっかりと集中しきれていないから身体の動きも遅くなる。

気持ちが「試合モード」になりきれていない、そんな感覚でした。



なぜなのか?



まず世界ランキングを決めるポイントを争ったイタリア大会に対して、「この試合で失うものはない」という気の緩みが正直ありました。

タイトルを取りたいとか何かしらの明確な目標を立てるでもなくただ漠然と出場するという感覚、それがそもそもの反省点です。

そんな感覚では良いプレーなど出来るはずが無い。

甘えだったり自分自身の良くない部分が露わになり、逆にそうした点では収穫でもあり今後に活かせる結果をまた一つ得られたとは思っています。



予選リーグは4人ブロックで決勝トーナメントへは1位のみ通過。

事前に発表された組み合わせを見て(イタリア滞在時)、僕としては予選通過は難しいだろうけど、その難しい方にどれくらいの試合が出来るか、それだけをこの大会では意識していました。

その方には結果的に0-3のストレートで敗退。

でも10-8でリードする場面もあり、セットを取りきれなかったのはすごく残念ですが以前とは違った内容でのプレーが出来たこと、自分でもそれを確認でき、そして明確な反省点を得られたことは大きな収穫でした。

他の2試合は1勝1敗。

1勝もなんだかなぁ・・・という内容で納得のいくものではありませんでした。

1敗は尚のことそうで、なんで負けちゃったかなぁ、なんであんなミスしちゃったかなぁ、という内容。
今まで何をやってきたんだ?と自問自答するような内容と結果でした。

冷静に考えるとやはり集中しきれていなかったというか、モチベーションを含むメンタルだなと反省。

そういう部分もきちんとセルフ・コントロールしていかなければどういう試合でも、どのような試合会場でもベストのパフォーマンスを発揮することは出来ないわけですから、これからは気を引き締め直して頑張っていくつもりです。



イタリアと福岡遠征が僕の中ではひとくくりだったのですが、結果はともかくとして一応トラブルもなく無事に終えられたことで、これでようやく次に向けてスタート出来ます。

イタリアでの収穫を糧に、何をどのようにすべきかはイメージ出来ているので、それをコーチともども確認し、実行していきます。

同じ失敗と同じ反省をしない。

僕が遊んでいる間にやつらは汗を流している。

よし、頑張ります!