国立新美術館「モディリアーニ展」で6人の美女に出会いました。
2008年3月26日(水)~6月9日(月)まで国立新美術館で開催されていた「モディリアーニ展」ですが5月下旬にふらっとのぞきに行ってみました。
「モディリアーニ」って言うと、「なよなよ」っとした「瞳の無い女性」を描く画家のイメージだったんですが、実際に行ってみて、色々な作品を観るにつけすっかりファンになってしまいました。
もちろんそこに居た「美女たち」にやられちゃったと言うのも有るんですが「カリアティッド」もなかなか味がありました。
「タータンチェックのドレスの女」1916年、個人蔵。
有るような無いような微妙な描写の瞳が何かを訴えかけていました。そのアンニュイな表情がとても美しい人でした。
「若い娘の肖像」1917年頃、ロンドン(テート・モダン )。
海老茶と言うか臙脂と言うか、暗めのバックと衣装にちょっとたれ目の同系色の瞳を持つ、モダンなヘアースタイルの女性が、何か言いたげな視線を投げかけていました。口の下のホクロと少し厚めの唇がセクシーな魅力的な人でした。
「女の肖像(マリー・ローランサン)」1917年、グレイス・V・アルドォース・トラスト。
鼻筋がとおった大人のイイ女。くっきりした大きな目、きりっとした薄めの少しつり上がった唇、この自信に満ち溢れた表情がとても印象的な女性でした。
「黒いドレスの女」1918年、個人蔵。
シャープな顔立ちで、なにか少し怒っている様にも見える表情に存在感がありました。衣装と同系色のオカッパ頭が彼女をより一層大人っぽく演出している様に感じました。
「若いロロット」1917年、個人蔵。
大きなたれ目と少し厚めの唇がチャーミングな女性です。赤毛のショートヘアーと大粒の真珠のイアリングがモダンな感じを醸し出していました。
「赤毛の若い娘(ジャンヌ・エピュテルヌ)」1918年、個人蔵。
「モディリアーニ」の恋人の(ジャンヌ・エピュテルヌ)と括弧書きで紹介されているこの女性、キリリとした表情の中に仄かな微笑みと優しさを感じ取る事が出来ました。長い赤毛と鼻筋が通った面長の顔が素敵な女性でした。
白金自然教育園で「初夏の花」を撮ってみました。with「LUMIX DMC-L10」1
「クサフジ(草藤)」はマメ科ソラマメ属の北海道、本州、九州、四国に分布するツル性多年草。先日アップした「ナヨクサフジ(弱藤草)」は帰化植物で少し派手めだったんですが「クサフジ」はそれ程ではありませんでした。かなりの種類と数のハチが蜜を吸いに集まっていました。
「クサフジ」2。
「クサフジ」3。
「クサフジ」4。
「クサフジ」5。
「クサフジ」6。
「クサフジ」7。
「クサフジ」8。