自分の半生が人並みの幸せにすら恵まれていないと、
人の輪の中に入って気付いた時、人はどうするものなのでしょうか?
ある人は人の輪から遠ざかり、
「せめて今後は自分で自分を幸せにして行こう、他者の価値観などアウト・オブ・眼中で、自分の楽しいと思う事をして残りの人生を過ごそう。」
― と決心し、実行するのでしょう。
ある人は、人の輪に残るのですが、
人並みの幸せに恵まれた人々との格差で自分が惨めにならないために、
必死で差を埋める作り話の台本を考え、それをやめようと思うきっかけに出会えない限り、残りの生涯中、演じ続けるのでしょう。
その作り話も2通りあるのですが、
ハリソンさんの場合のように、最初っから「こいつらとの付き合い自体がフィクションなんだから、これでいいんだ。」と割り切り、
奇を衒う話を作っては、派手なパフォーマンス付きで、聞かれなくても自ら進んで話してしまう場合と、
ランズバーグ夫人の場合のように、普通の人生はどのようなものなのかと、本を読んだり、他者の話を聞いたり、周囲の人を観察したりして、
わざわざ想像した上で、いかにもそれらしく頭の中で再構成して、
人に聞かれれば話すというだけに留めなくてはならない場合とがあります。
でも、わたしがそんな事してたら、きっと友達できないよ~。
でも、結婚はできるのよね~。
ウサちんも年取ったら理由が分ると思うけど!
そうでなかったら、詐欺を働くヤツラなんて存在できないはずだ!!
既婚者の100パーセントが、「程度はいろいろあるんだろうけど、結婚詐欺の前科者」と断言していいわ。
「だまくらかしているのは相手もお互い様」という事で、大方の人が法には訴えないだけね。
結局の所、未婚の後期独身者らは、
「正直過ぎた」のが独り身である事の最大の原因なのかもしれん。
そう考えると、ウォルポールさんはある意味カワイイのかもしれないという事ね!
そう考えると、ハリソンは同情の余地無くカワイく無さげと思えるような過去展開がアリげ…。
ハリソンさんの波乱の過去を知ったら、↑上の4名も、閲覧者の方々もどう思う事でしょう?
「全てお前の弱さが悪いんだろうが!」とイライラするのでしょうか?
今日の続きは明日。