気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパン公式缶バッジとネットオークション

2015年02月07日 | ガールズ&パンツァー
 周知のように、この1月15日から関西ABCテレビでガールズ&パンツァー全12話が放送されています。深夜帯ながらも、関西地区の主要テレビ局からの放送としては初めてであり、これによってガルパンを初めて観て知った方も多いようです。
 そのせいか、先週に大阪で開かれたアニメ交流イベントでは、ガルパンの話題がけっこう出ていました。高校生や大学生ぐらいの若い人々が一気に魅せられてファンになり、興奮気味にガルパンの感想を述べたりしていました。関西地区では、これまでガルパンファンの層が薄かっただけに、これからの展開が楽しみなところです。

 実は、放送開始の1月15日からの10日間ぐらいの間に、拙ブログのコメント欄などに幾つかの問い合わせの投稿がありました。模型サークルなどの知人からも電話がありました。


 問い合わせで最も多かったのが、ガルパンの公式缶バッジに関するものでした。どこで買えるのか、ネットオークションで売っているのはどういう種類のバッジなのか、の二種類に大別されました。

 これらの問い合わせに接して、改めてアニメファンがよく買うグッズの一つが缶バッジであることを思い知らされました。
 普通ならアニメの缶バッジというものは、アニメイトなどのアニメグッズ専門店で購入出来るものなのですが、ガルパンの公式缶バッジは聖地の大洗でしか入手出来ないので、そのことを知らない新規ファンが色々と探し回り、ついには拙ブログにまで問い合わせてきた、という流れでしょうか。こちらも折に触れて大洗ガルパン公式缶バッジの紹介を行い、中間報告の記事も定期的にアップしていますから、検索すればたいていひっかかるのでしょうね・・・。

 考えさせられたのは、ネットオークションで売っているのはどういう種類のバッジなのか、という問い合わせの方でした。大体は最近に出された缶バッジが多いのですが、いまでも大洗で普通に入手出来るものが多く、100円で買えるものもあります。限定品もありますが、幾つかは大洗の各店舗に在庫があるので、場合によっては買い物などの特典として貰えるものもあります。

 たとえば、上写真の上の方の公式缶バッジは去年夏の八朔祭あたりの頃から、今年の1月までの時期に入手したものを順に並べていますが、これらの多くがネットオークションにも出品されています。価格は高めで、平均して三倍から五倍ぐらいになっているようです。大洗では100円で販売されている品が、ネットオークションでは1000円から3000円ぐらいで出品されているケースも見かけるので、沢山集めるのであれば、かえって損になるのではないかな、と思います。そんな金があるのなら大洗へ行って巡礼を楽しみながら集めた方がいいのではないかと思います。


 ですが、古い時期のものになると、ネットオークションでの出品例も激減します。大洗でも入手出来ないものが多いですから当然といえば当然なのですが、こうした希少品であればかなりの値がつくと思われます。でも、そうした古い時期の希少品は、ネットオークションでは滅多に見かけないのです。他のアニメの缶バッジでは、初期段階のレア品でも時々見かけますが、ガルパンのそれは全然出てきません。オークションに出品している人の大部分が、ガルパン公式缶バッジの希少品などの情報を全く知らないか、そうした品を全然入手出来ていないかのどちらかでしょう。

 私自身もそうなので分かるのですが、本気でガルパンに親しんで大洗にも何度も出かけているようなファンにとっては、缶バッジ一個でも大切な記念品であり宝物です。滅多なことでは手放さないのが普通ですし、ずっと大切に持って思い出とするケースが殆どではないでしょうか。だから、初期の缶バッジほど、ネットオークションでは出てこない筈です。今も在庫がやたらにある品は別ですが。

 問い合わせの中には、ネットオークションに出ている大洗校章デザインの公式缶バッジは初期の品か、というものもありました。実はこれがある意味落とし穴でして、いま入手出来てネットオークションにも出ている品は、だいたい去年夏からの第三期生産分であるようです。
 これは校章部分がやや小さめにプリントされているので、第二期までの生産分との識別はきちんと見比べたら可能です。見た目には同じに見えるので分かりにくいかもしれませんね。第一期生産分はデザインロゴが違いますし、第二期生産分はプリントエラーによる変色分も含まれていて、そちらの方が希少価値があります。でもそういうのはネットオークションでは稀にしか見かけませんから、初期の公式缶バッジは、ネットオークションではまず入手出来ないとみておくのが無難でしょう。なにしろ大洗へ出かけても入手出来ないのですから。

 したがいまして、これからファンになった方々には、これから大洗へいく機会を少しでも作って、聖地巡礼を楽しみながら、入手可能な公式缶バッジをあちこちの店舗で貰ったり買ったりする、という有り方をおすすめしたいと思います。
 なお、缶バッジの収集だけが趣味でネットオークションでの入手に頼るというケースもあると思いますが、現時点で知られている大洗ガルパン公式缶バッジのうち、ネットオークションで得られるのは半分以下に過ぎないであろう、と感じています。

 なお、私自身はいつも大洗行きにてガルパン公式缶バッジを幾つか入手しますが、多い時では50個ぐらいになりました。仮にこれらをネットオークションで買い集めた場合、どれぐらいかかるのかを、一度試みにネットオークション上の販売価格をもとにして計算したことがあります。その総計額は、私の大洗行きの交通費や宿泊費や食費や缶バッジ購入などの総費用額をはるかに超えてしまい、びっくりさせられたことがあります。

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