西行院を後にして、大貫商店街のほぼ中央を折り返し、39番の海産物店「カネハチ海藻」に行きました。
店内に入って挨拶し、土産にわかめセットを買い、それから店先のパネルを撮りました。アリクイさんチームの三式中戦車チヌで、発見時の姿でした。
続いて38番の民宿「江戸栄」に行きましたが、お留守のようでした。
ですが、パネルは外からよく見える窓のところにセットしてありました。有難い御配慮に感謝しつつ撮影しました。サンダース大付属高校チームのM4シャーマンで、75ミリ砲搭載のタイプでした。隊長のケイの搭乗車です。
道を進むうちに、右方向にマリンタワーが見えてきました。大貫地区のかなりの範囲からも見えるのだということが分かりました。
37番の民宿「セイラーズ」に行きました。海辺の宿といった雰囲気の、真っ白な外観が特徴です。
玄関口に、カモさんチームのルノーB1bisが全国大会出場時の姿で置いてありました。
玄関にて声を掛けると、女将さんが出て来たので挨拶しました。この秋に奈良県の高校の部活動チームの合宿があったという話を聞かされ、盛り上がってしまいました。お茶とミカンをすすめられ、有難く頂戴しました。お礼にと、販売していた缶バッジを三個ほど買いました。かなりの種類と数があり、驚いたことに「ガールズ&パンツァー」応援宿泊プラン実施施設の特典のバッジも売っていました。聞けば、大貫地区の旅館や民宿では宿泊特典のバッジを販売する場合も多いのだそうです。
休憩スペースには、井澤詩織さんのサイン入りのポストカードも飾ってありました。「井澤さんって綺麗な方だったよお」と女将さんもべた褒めでした。この声優さんは、とにかく人気がありますね。
次いで36番の民宿「ニューさかえや」に行きましたが、こちらもお留守のようでした。
ですが、パネルは外からよく見える窓のところにセットしてありました。プラウダ高校チームのIS2で、降雪地域以外でのグリーン塗装の姿です。前年の全国大会で、黒森峰女学園との決勝戦にのぞんだプラウダ高校の戦車部隊が、この姿でした。
続いて35番の民宿「浜野屋」に行きました。今回の三泊四日の旅において、三日目に泊まる予定の宿でしたので、挨拶してゆこうと思いましたが、こちらもお留守のようでした。どうもこのあたりの民宿は、午前中は留守の所が多いようです。
玄関口の横には、黒森峰女学園チームのパンターD型が吊るされていました。今までにも何度か述べているように、私がドイツ戦車の中で最も好きな戦車です。いつか模型キットも作ってみたいのですが、現時点では大洗女子学園チームの各車輌を作るのに精一杯です。
大貫商店街のメインルートに戻り、北へ進みました。
26番の宿泊施設「舞凛館」です。「まりんかん」と読みます。ここもお留守のようで、メインルート側にある玄関口の付近に戦車パネルが見当たりませんでした。
それで奥の建物を見て行くと、その室内にパネルが見えました。扉口の内側にあるので、留守でなければ外に出してあるのかもしれません。
サンダース大付属高校チームのM4シャーマンで、76ミリ砲搭載のタイプでした。副隊長のアリサの搭乗車です。
次に27番の食事処「さくらい食堂」へ行きました。カバさんチームが決勝戦前夜に食べていたカツ丼を再現したメニューが人気で、大貫地区におけるガルパンファンの溜まり場にもなっているそうです。
店先には、カバさんチームのⅢ号突撃砲F型がありました。親善試合時の派手な塗装が遠くからでも目を引きます。
五十鈴華誕生日イベントの時間が近づいてきたので、戦車パネル巡りはいったんここで打ち切り、永町商店街へと向かうことにしました。
途中で18番の「梅原屋」に再び立ち寄りました。朝に購入した商品券にて、ガルパン長袖シャツを買いました。店の飼い犬が盛んに吠えていました。シャツは、カーキとネイビーの二色がありましたが、両方とも購入し、ついでにガルパンバンダナも買いました。暖かくなったら、このシャツを着て大洗にまた行こう、と決めました。
ちなみにバンダナは、店先の広告では「バンダナ」とありますが、店内の手書きPOPは「ハンカチ」となっていました。どっちでも通用するんでしょうね。
お店の方は、秋山優花里が大変お気に入りのようで、店内に飾ってあるサインを嬉しそうに示しつつ、「ああいう元気な娘にアルバイトに来てもらいたいわねえ」と笑っていました。五十鈴華誕生日イベントへ参加することを話すと、「この娘の誕生日イベントもやってくれたら楽しいんだけどねえ」と話していました。
えっ、秋山優花里の誕生日イベントはまだやってないのですか、などと質問していたら、居合わせたガルパンファンの方が「確か去年の6月6日は、ラッピング列車とパネルの展示だけでイベントだった筈ですよ」と話していました。今日みたいに自由参加でスタンプラリー形式でやるイベントは、6月22日の武部沙織の時から始まった、ということも教えてくれました。これらのイベントに参加してきた方のようでした。
それでしばらく話し込んでいたら、店の方が「そろそろ時間じゃないの?」と言ってきたので、あっそうでした、すいません、と御礼を言って二人で店を出ました。では、と会釈を交わしてそれぞれに道を急ぎました。 (続く)