気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

カバさんチーム Ⅲ号突撃砲F型 作ります !!  その6

2014年01月22日 | ガルパン模型制作記

 ステップ12と13です。ステップ12では、車体左側のフェンダーを組み立て、次のステップ13にてOVMを取り付けます。これらの段階は、キットの組み立て説明の指示通りで良いと思います。


 OVMの取り付けにあたっては、公式設定資料の図が参考になります。プラッツの公式キットのパーツの配置も、劇中のそれと全く同じです。


 OVMのパーツを全て取り付けた状態です。このキットのパーツは精度も良く、そのまま使えます。フェンダーを車体に接着するのは、キットではステップ13においてですが、私の作業では、OVMのパーツの取り付け位置をチェックする必要があったので、先にフェンダーを車体に接着してから、OVMパーツを取り付けました。


 ステップ14では、クリーニングロッドのパーツとしてI19とI20を使うことになっていますが、ガルパン仕様と異なります。I19とI20の代わりに、A23を使います。
 ただし、この段階ではA23を接着せず、塗装とデカール貼り付けが終わってから取り付けることになります。なぜかと言うと、A23のすぐ裏にデカールの貼り付け位置があるからです。
 なお、組み立て説明書の図ではフェンダー最後部に予備転輪がつけられていますが、これはガルパン仕様ではありませんから無視して良いです。主砲はこの段階ではまだ取り付けませんでした。

 ステップ15では、I4をガルパン仕様に合わせて縦に並べます。またI5のパーツは後ろが開口していますが、劇中では閉じられていますので、内側にプラ材などを詰めて開口部を内側から閉じておきました。
 I10はアンテナ基部のパーツで、アンテナを展開する状態にするならば、約45度前後の角度をつけます。私の製作キットでは、アンテナはアンテナトレイに収納した状態とし、アンテナ線自体は省略することにしましたので、I10の角度は水平にしました。

 ここまでくると、エルヴィンの「三突の姿がみえてきた、完成までもうすぐね」の言葉が実感をともないます。あと少しで完成なのです。全体的にはタミヤのⅣ号戦車D型よりも作業数が少ないので、その意味では楽なキットに属するでしょう。


 公式設定資料の図にて、I5のパーツの開口部が無いことを確認しました。この開口部はエンジン熱の放射口であるので、実際には無いと困るのですが、アニメ特有の省略表現が施されて開口部そのものが省かれたようです。
 そういえば、ベンチレーターもぴたりと閉じられていましたが、本来は主砲射撃時の硝煙を逃がすために開けられるものなので、現実には閉じていると言うのは有り得ないわけです。でも劇中では、ベンチレーターから白旗が揚がっていたので、硝煙を排出する機能自体が無くなっているみたいです。アニメ独自の謎設定がいろいろあるものですね・・・。


 I5は、公式設定資料の図を参考にしながら並べました。I5を並べた後に、その右側にある二ヶ所のレバーをプラ板で再現しました。これらの作業によって、F8型の特徴でもある後部エンジンパネル部の形状をなんとか再現することが出来ました。
 なお、フックのパーツB21は、組み立て説明書の図では右側だけに取り付け指示がありますが、左側にもありますので忘れずに取り付けました。


 後ろから見るとこんな感じです。他のモデラーさんのレポートで、I5のパーツが小さい、という旨の指摘があったのですが、車体寸法のなかでの割合を計測してみると、ほとんど差がなかったので、I5のパーツをそのまま使いました。


 ステップ15の作業が完了した状態です。横に置いてあるのは、クリーニングロッドのパーツA23です。前述のように、塗装とデカール貼り付けが終わってから取り付ける予定ですが、仮組みの際にスコップのパーツA25と少し干渉し合って斜めについてしまうことが分かりました。そこでA25とぶつかる部分を少し削って、干渉し合わないように調整しました。

 続いて、前回の記事にて読者の方に指摘いただいた前部牽引フックの追加工作を試みました。が、まずB23のパーツをそのまま組みつけようとしたところ、牽引ホールドB25の穴に全く入らないことが判明しました。穴の大きさが合っていないものと思われますが、プラッツのキットにはこの手のアクシデントはつきもののようです。
 別のパーツを使おうにも、手頃なものが見つからず、この追加作業は保留にして後送りすることにしました。 (続く)

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