昨日、2月22日は行政書士記念日だったそうである。7~8年前に天皇皇后両陛下をお迎えし、三権の長も参列された行政書士制度50周年記念式典が東京国際フォーラムで行われたのも、確か2月22日頃だったと記憶している。
当時発効された記念切手シートが、確かにどこかの引き出しの奥に隅の方にあったかと思うが・・・。
ところで、22を漢字で書くと二十二となり、十を分解して二に縦に付け足せば士士になるかぁ・・・などと眺めていたら、平成22年2月22日と2並びであることに気が付いた。
これは、平成11年11月11日以来、実に10年3ヶ月ぶりの暦上の出来事なのである。
この後の暦で、3並びが来るのは、平成33年3月3日、つまり、約11年待たなければ来ないのである。
10年3ヶ月前はというと、まだまだ駆け出しの頃で、仕事を引き受けてもドキドキ、ハラハラの毎日であった記憶がある。
実務を教えてくれる先輩達は勿論、本部・支部・任意団体などの研修会もほとんどなかった頃の話である。
当時、大手町にあった入管での申請では、必ず1時間ほど居残って、手続きに関連するノウハウは無いかと、耳をすましてカウンター越しの審査官と外国人達とのやりとりを盗み聞きして、新しい知識や情報を吸収していた頃を思い出した。
今日、事務所を訪れて戴いた2組と1名の来訪者に対して、当たり前のようにテキパキとこなしている自分に、「常に依頼人のために最善を尽くす緊張感と最新の知識を持ち続けなくては!」と、改めて自戒した昨日の行政書士記念日でありました。