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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

30日目:ルアンパバーン4日目。-メコン川クルーズをする。バンコクに戻る-

2014-06-21 11:15:02 | 旅行
○バークウー洞窟へ行く、メコン川をクルーズする

朝5時に起きて、日本対ギリシャ戦を観ていた。
眠い中観ていたが、相手は10人になったにも関わらず、かなりお粗末な試合だった。
ハーフタイム中に外に出て、今日こそはと托鉢を行っている僧の方達の写真を撮りに行く。
そしたら結構僧の方達が歩いていて、写真をたくさん撮ることができた。


僧のご一行その1


僧のご一行その2


僧のご一行その3


みんな若いのによく頑張る


んで7時に試合終了。
今日はルアンパバーンの名所の一つでもある、パークウー洞窟という所にケイ君といく事にしたので、
7時45分に彼の泊まっている「Apple GuestHouse」で待ち合わせをした。

んでバークウー洞窟に向かうための船乗り場へ向かった。
バークウー洞窟は、ルアンパバーンのすぐ横に流れているメコン川を上流へ25kmくらい走った所にある。
舟の発着場には8時に着いたが、実際には8時半の出発だった。料金は65000Kip(約800円)、結構高い。
んで他にも10名くらいの観光客が集まり、船に乗り込んだ。しかし、これが10人以上から65000Kipも取るか?
というほどの小さい船だった。。。
これで運行するんだったら結構ぼろ儲けしていると思う。

んで1隻に6名ずつ乗り込み、総勢2隻の船、いや舟でメコン川を上流に上っていった。
手を伸ばせば水に触れるほどの近さにメコン川が流れており、周りはとても雄大な景色広がっていたので、大自然を間近に感じられて感動した。
メコン川は自分が今まで行った国々、タイ、カンボジア、ベトナム、ラオス全てを流れている世界でも有数の大河である。
特にメコン川の下流、メコンデルタと言われる地域はベトナムのホーチミンからツアーバスが出ており、有名な観光名所になっていると共に、この肥沃な土地で穫れる様々な作物が今まで何百年、何千年と人々の生活を支えて来たのだ。
この手を触れている川の流れを辿っていくと、今までの国々に行けるんだなあと感じ、そして、この川の流れがもたらす自然の恩恵に敬意を感じずにはいられませんでした。


出発


上流に向かって行く


30分くらい上流に上った所で舟が止まり、川上に浮かんでいるガソリンスタンドで給油をしようとしていた。
川に浮かんでいるガソリンスタンドなんで初めて見たので驚いた。
しかし、なぜかガソリンスタンドはやっていないらしく、もう一隻の舟がガソリン切れということで、ウチらの舟にそちらに搭乗していた人が乗って来た。
一応席は足り、そこから12名くらいを乗せた舟はさらに上流に進んでいったが、65000Kipも取ってるんだったらガソリンにもちゃんと気を使って補給しておけよと思った。

そんで10時10分くらいに舟は途中の村に着いた。
ここはお酒を作っていたり、織物を作っていたりと、なんか一応観光の村となっているらしい。
ここで30分くらい時間をつぶし、10時50分くらいにまたさらに上流に上っていった。


途中の村の子ども


村から船に乗り込む


んで11時10分くらいに舟はバークウー洞窟に着いた。合計2時間くらい舟に乗っていた事になる。
舟でしか行けないだろうという崖に洞窟が掘られ、その中に何千体という仏像が存置されていた。
結構雰囲気としてはなかなかのもので、なんでこんな所に洞窟を掘ったのか、そしてなんでこんなに仏像が置かれるようになったのかが不思議だった。


バークウー洞窟に着いた


仏像がいっぱい


観光客もいっぱい


そしてもう一つ、川岸の洞窟から階段が通じており、その階段をまあまあ上った所に、もう一つ洞窟があった。
そこは奥深くまで洞窟が掘られており、奥の暗くなっているところに数多くのさっきよりかは大きめの仏像が安置されていた。
こっちはこっちであまり見えなかったが、結構な雰囲気があった。
暗くてほぼ見えなかったので、ちょっと観て洞窟を出た。


アニメみたいな顔の仏像


んで発着場に戻る頃には言われていた期限の11時50分になったのでちょうど良かった。
そしてすぐにボートは引き返し、さっき来た道を下流に向かって進んでいった。
やはり下流に向かう場合は速度が早い。行きは2時間かかったが帰りは1時間しかかからず、13時に発着場に着く事ができた。

そんなんで半日でバークウー洞窟ツアーは終了。結構楽しく、昨日まで行くか行くまいか迷っていたが行ってよかったと思った。
ちなみにツアーの途中でケイ君がフランス人旅行者と仲良くなっていた。
彼女はこれからの旅で東京に1週間ほど滞在する予定らしい。というか自分は英語を聞き間違えて東京に1週間いたものと勘違いしていた。
そんなんで今度行った時にもし良かったら東京で会いましょうとFacebookを交換していた。

そういった所がうらやましかったし、これが英語が出来る事の強みだなと思う。
日本語だけでは日本の中で世界が閉じてしまう。もっと自分の中の世界を広げて全体を見るためには英語が出来る事が必要不可欠で、英語で色々な人と会話し、交流する事で、世界に対する自分の認識が培われていくと思う。
なので、その英語という手段さえも持っていない事に本当に自分が情けなかったし、こういう自分の至っていないことを本当に認識させられる旅行になっている。


○ラオス出国、バンコクへ向かう

ツアーが解散し、ケイ君と最後のランチを食べた後は、一緒に旅行してくれてありがとうと挨拶を交わし別れた。
本当に彼がいてくれて良かった。彼のおかげてルアンパバーンの主な名所に楽しく観光しにいく事が出来たし、英語での会話にも混ぜてもらい、楽しい時間を過ごす事ができた。
旅の楽しさは人との出会いという所が一番大きいんじゃないかと思う。

ちなみに次の目的地はバンコクになっており、昨日ラオスからバンコクまでどうやって戻ろうかを思案を巡らせたのだが、バスの陸路での移動を調べると30時間以上かかりそうで、料金が6000円くらいになっていた。んで飛行機で検索したら2時間半で16000円となっていたので、旅行の期間もあまりないので飛行機を選び、昨日の内にチケットを買っておいた。
そんなんで、ホテルに戻り、出発時刻の17時20分まで時間をつぶしていた。

ちなみに海外に来て分かったのだが、ホテルはチェックアウト後でも、部屋は利用できないがロビー等のスペースは利用できる事が分かった。
それもホテルにはだいたいシャワーとトイレが一体になった部屋があり、チェックアウト後もその部屋は使う事ができ、シャワーを浴びたり、着替えたりする事ができる。そういったホテルの使い方ができるとは今まで知らなかった。
そんなんで、ホテルでシャワーは浴びなかったが、15時半くらいまでロビーで寝たりタダで食べられるバナナを食べたりぐうたら過ごしていた。

んで16時くらいに支度を済ませ、空港に向かった。ちなみに空港まで4ドルで行ってくれと言って交渉したら、いいよと快く答えが返って来たが、トゥクトゥクではなくバイクの後ろだった。。。
結構乗り心地が良くなかったが、ホテルの主人が優しくいい人で、その人が運転して送ってくれるというので、まあいいかと思ってバイクの後ろにリュックを背負いながら頑張ってしがみついて空港に行った。

ちなみに今回の出国はラオスの通貨、Kipを見事に使い切っての出国だった。なかなか調整は難しかったが、こんな感じでぴったし使い切って出国できると気分が良かったりする。
んで20分くらいで空港に着いて、17時半くらいに飛行機はルアンパバーンを飛び立った。
ちなみに2時間10分くらいのフライトだったが、機内食も出て嬉しかった。


飛行機


飛行機からの風景



○アジアの女性について

ちなみにルアンパバーンに泊まっていたホテルの旦那さんは昼間からぐうたらテレビを観てたりしていた。
奥さんは結構働いているようだったのだが、こういったアジアの国々は女性がかなりしっかりしている。
ベトナムでも一般的に男性は女性の尻に敷かれているらしく、本当に一般的な商店や飲食店で働いている人たちは女性が多い。

代わりに男性は何をしているかというと・・・自分の泊まったホテルではすぐそこの広場で男性陣が集まってペタンクをやっていました・・・(笑)あとはよくトゥクトゥクの荷台で寝ている男性の姿を目撃したりします。。。(^_^;)
女性から何も言われないのだろうか・・・と思うが、なんかここまでだらけきっている男性の姿を見るとなんか情けない気持ちになってきたりします。

また小さい女の子もかなりしっかりしている。
赤ちゃんを責任もってあやしていたり、バカやっている男の子がいる一方で女の子は本当に落ち着いてしっかりしているイメージがある。
ちなみに男の子もそれなりに大きい歳になっている子はしっかり働いていますが。

日本ではほぼこういった光景はあまり目撃しないが、女性が活躍している社会がアジアでは一般的なんだな~って思ってまた新しい発見をしました。
そんなんで基本、アジアの女性はしっかりしているようです。
男で産まれるか、女で産まれるかでここまでしっかりする、しないが決まってくるなんてそこもまた不思議に思ったりします。
そんな事を空港に向かうバイクに乗りながら考えていました。


○バンコクに戻ってくる、ホテルで飲む

んで21時過ぎに飛行機はバンコクに到着した。
一回利用したバンコクのスワンナブーム国際空港に戻って来て、なんか見知った土地に戻って来たという思いにちょっと感動しました。
少なくとも利用した1ヶ月前より、かなり安心感がある!
ここは全く変わっていないな~という不思議な上から目線でバンコクを見るようになりました(笑)。

そんなんで、前回と同じくスワンナブーム国際空港から電車にのってマッカサン駅っていう所に降りて、地下鉄に乗ってスクンピット駅に行き、以前泊まったホテル、「HOTEL23」にチェックインした。
本当に見知った土地なのでとてもテンションが上がった。HOTEL23にチェックインした時には我が家に戻って来たような心持ちで凄く安心感があった。

何か2回目を経験するとしないとでは全然印象が全く違うと思う。そういった経験が人を大きく成長させるのだ。
失敗が人を大きく成長させる。それは本当にあると思う。
「失敗は許されない」といった風習が日本の社会に少なからずあると思うが、逆に失敗をした人は結構貴重なんじゃないかと思う。
逆に大切なのは、失敗を反省し、それをどう活かし修正するか、そして同じ失敗を二度と繰り返さない事だと思う。
失敗したしていないの結果ではなくて、その経験をしっかり活かせるかどうかの素質で人を見るという事が必要なのではないかと思う。
なんか結構話が逸れてしまったが、そんなことを思ったので書いておく。


んでホテルにチェックインしたら、日本人旅行者が3人泊まっており、その人たちと同じドミトリールームに泊まった人たちで意気投合したのでホテルの前の庭で飲んだ。
タイでこれから働こうと思ってバンコクで職を探し、最近見つかって就職準備をしているサトシさん(28歳)。
仕事を辞めてバンコクに来て、これからタオ島でタイビングをする予定のリョウさん(25歳)。ちなみにリョウさんはこれからの自分の予定と丸かぶりなので、色々お世話になると思う。
タイ語ができるのだが、さらにこれからフィリピンに英語を勉強しにいこうとしているサヤカさん(33歳)。
仕事を辞めて2ヶ月間旅行をしているゲイっぽい中国人のウーさん(30歳)。
タイのアーミーでこれからクーデター政権下で報道の仕事をするというタイ人のハニーさん(19歳)。ちなみに女性。

そんな面白い人たちと呑みかわしていました。
これもとても面白い時間だった。
0時過ぎまで呑んでいて、2時くらいに寝た。
最近は結構面白い出来事が続いている。旅の醍醐味を色々満喫できるようになってきたかなと思います。
コメント
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