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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

36日目:再々バンコク2日目。-沈没生活を送る-

2014-06-27 17:53:36 | 旅行
○ランチと日本について

10時に起きて、ダラダラしていた。
12時になって、一緒に泊まっている日本人旅行者とランチを食べに行った。
近くのインドネシア料理のお店に行ったが、ランチが50バーツでいい感じの値段でとてもきれいなお店だった。


インドネシア料理のランチ。とても上品な味で、おいしかった


ちなみに前から同じ宿に泊まっていたサトシさんという方と、別の部屋に泊まっていたココさんという方と一緒に食べに行ったが、
ココさんとは初対面で、色々話しを聞いていた。
ココさんは日本とタイと定期的に往復して、結婚、出産してもお金を作り出せるようなやり方を現在試行錯誤しているらしい。

というか日本は結婚、出産したら女性は働けないという何か分からないがそういった一般論がある。
でも今まで訪れた国々を見ていると、女性は子育てしながらも十分に働いている人たちを見ている。
昨日訪れた旅行代理店では、普通に代理店の中に育児用のベッドがあって、そこに1歳くらいの赤ちゃんを普通に入れて、お母さんは代理店の仕事を普通に切り盛りしていた。

あとそこら辺の屋台でも、子どもをあやしながらパッタイを作っていたり、ヌードルスープを作っていたりというしっかり仕事をしている女性が普通にいる。
要は仕事をしたければ全然できるという事なのではないだろうか?
問題なのは、子育てをしながらでは働けないという認識を植え付けている日本。
そして子育てをしながらでは仕事を許さないという日本の社会の一般常識なのではないだろうか?

日本は仕事に完璧を求めすぎているのではないかと思う。
まあ仕事は完璧なのはそれはそれでいいのだが、自分は旅行代理店のお母さんのように、代理店業務をこなしつつ、赤ちゃんを同じフロアにいさせてその赤ちゃんをケアしながら仕事をするスタイルでもいいと思う。
要は日本社会がそれを認めるかどうかなのだ、多少仕事はお客さんに迷惑をかけるかもしれないが、それは周りがそれでも良いという認識があれば、そういった業務が可能なのだ。そして周りのサポートもあるかどうかという所もあるが。

日本は効率を求めすぎて、わずかに生産性を低くするものは除外する文化があるような気がする。
そういった文化が子育てをしながら働くということを妨げる要因になっている気がする。
仕事に効率を求めるのはいいが、日本の人たちは仕事を肩の力を抜けない完璧なものという風に捉えさせ、それに日本人を強制させている気がする。

仕事はそんなに根詰めて行うものなのだろうか?それをずっとやっていたら心に余裕が無い固い人になってしまう気がする。
仕事が一番という風潮はあるが、自分は仕事は二の次。まずは自分の幸せや健康がありきだと思っている。
他の先進諸国の仕事に対するイメージは多くは「そこまで根詰めて働くことはない」というイメージなのではないだろうか?
だから長期休みも比較的取りやすいし、今回のように欧米人の旅行者ばかりを見る事が多いのではないだろうか。

日本の今までの文化が、ここまでの日本の発展を可能にして来た。それはとてもいい事だと思う。
しかし、今までのペースで仕事をするのではなく、たまにはお疲れ様という小休止の期間を日本の企業は文化として根付かせて行ってもいいと思う。
そして日本の文化も今までの常識や価値観を変える事ができる受け皿を持ってもいいと思う。
日本の人たちも多様性を受け入れ、サービスが悪い!と言って怒るのではなく、海外ではこういう場合もあるから仕方ないと、寛大に受けとめる精神を持つことが必要なんじゃないかと思いました。

また前段が長くなってしまった・・・


○ホテル探しとちょっと観光

そんなんでお昼ご飯を食べた後は、ココさんがスムージーを作ってくれるというので、近くのお店にフルーツを買いに行って、その後ホテルに戻ってミキサーを使ってスムージを作ってくれた。
フルーツを細かく切って、そこにヨーグルトと水を少々入れてミキサーにかけるだけ。
結構簡単に作れるんだなと思った。


路上のフルーツ屋


スムージーを作って飲んだ


ちょっとミキサーの刃が良くなくて、ちょっと粗めのスムージーになってしまったが、十分においしかった。
あと氷とかも一緒に入れられると、またさらに美味しくなると思う。
ちょっと自分も今度トライしてみようと思った。

その後は13時半くらいまでロビーで色々お話をしていた。
ココさんは今日プーケットに行くというので、ホテルの前で送った後は、15時頃までホテルでだらだらしていた。
その後、時間もあるので、明日から泊まる宿に行ってみる事にした。

ちなみに明日から泊まる宿は「De Talak Hostel(デタラクホステル)」といって、かなりネットでの評価が高いホテルだった。
ちなみに宿泊料は260バーツ。今泊まっているHOUSE23が400バーツなので、かなり安い。
日本円にして780円であった。
地図を見るとちょっと入り組んだ所にあったので、一回行っておいた方がいいなと思って、観光がてら行ってみることにした。


ちなみにスクンピットのソイ16という、スクンピットの名前が冠した通りの近くに位置していたので、スクンピットから近いのかなと思ったが、スクンピットから歩いて行ったらかなり遠かったので結構疲れた。
普通に地下鉄スクンピット駅の隣の「クイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター」という駅の近くだった。。。駅まで行くのに25分くらい歩き、そこからさらに10分くらい歩いた距離にあった。
んで1時間以上観光がてらブラブラと雨のなか時間を潰して歩いていた。

その後、ホテルの近くの日本料理店「桃太郎」という店でカツ丼を食べた。
カツ丼は89バーツで300円もしないという結構リーズナブルな価格で、味もおいしかった。しかし量は日本に比べると少なめだった。
ちなみにタイの料理は量が少ない。一皿40~50バーツが相場だが、男ではそれでは普通にお腹は満たされないくらいの量である。
なので、他にもまた違うお皿を頼んだり、エクストラライスと言ってご飯だけ2倍の量にして食べたりしている。
しかし2皿を食べてもまだ満たされない時もある。。。


桃太郎のカツ丼。おいしかった


そんなんでタイ、いやベトナムでもそうだったが、ちょいちょいおやつ代わりにヌードルスープ(ベトナムではフォーと言う)を食べて間食をするのでした。
ちなみにヌードルスープは結構気軽に食べれて美味しいので、こういうメニューは日本で出しても全然受けるのではないのだろうかと思う。
良く飲みの後に、ラーメンより軽く、量も少ないさっぱりしたものが食べたいと思うことがあるので、ヌードルスープはこういう時にかなりベストマッチな食べ物だと思う。

そんなんで16時半くらいに宿に帰って来て、色々ネットとかを見て沈没生活を送っていました。。。
その後夕方からサトシさんと近くに店に飲みに行って。彼は今日日本に一時帰国するので快く送り出しましたとさ。

沈没生活とは、バックパッカーが特に目的もなく、その街に居続けるということをいうらしい。
一応自分は30日の飛行機のチケットは取ってあるが、それまでやる事が特になく、ダラダラと時間が過ぎるのを待つ身であるのだが、そういう状況でも沈没生活と呼べるのだろう。
今日は本当にホテルから遠出はせず、近場でずっと過ごした。
これから5日間どうしようか、ちょっと計画を考えつつ、あまりやる事がなかった沈没生活一日目でした。
コメント (2)
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