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Dasvidaniya

2008-11-16 20:17:10 | インド映画
実は先週も1日に2本映画を観たのだが、今日も2本観ました。
だいたい普通は1本当たり120~140ルピーの鑑賞料金がかかるのですが、主にMorning Showの割引時間帯に行っているので、1本80ルピーくらいしかかかっていません。1ルピー=2円くらいですから、相当に安い!のですが、今日の場合Morning Showで1本60ルピーを2本観たので、結局120ルピーしかかかっていません。こんなにお得で良いのだろうか・・・?

まずは、本日の1本目「Dasvidaniya」
映画の始まりは、主人公のシンガポールに住む幼馴染が、ロシア系の出稼ぎ売春婦にプレゼントを渡すところから始まります。
主人公は37歳の製薬会社の経理課長。やさしそうで、押しの弱そうな感じ。独身で母親と2人暮らしと言う設定。この主人公が胃がんであることを宣告されます。そこで、彼の日課であるTo-Do ListをTo-Do List before dieに書き換えて・・・。
まずは車。
1.新車購入です。Show Roomのお姉ちゃんと親しくなれることもオマケで期待していたようですが・・・残念。でも、母親を喜ばすことは出来ました。
2.海外旅行は幼馴染の男友達のところへ。幼馴染がシンガポールで成功していました。
3.幼馴染の女友達に会うこと。結婚していました。
4.Guitarの演奏が出来るように。これも練習して母親に歌を作りました。
5.ボスのこと。仕事をしないボスだったのですが、反抗したらボスらしくなった???
6.母親のこと。弟に託すことにしました。
7.男の幼馴染に会うこと。Rajevはシンガポールで成功していました。その彼に会いに行って、胃がんがバレます。
8.Love:シンガポールで親友の家に居られなくなり、町で佇んでいたら売春婦に絡まれ・・・、でもその売春婦とイイ仲に。
9.新聞の一面に出ること。新聞の死亡広告を大きく出し一面の一角を占めました。
10.弟Vivek:音信不通だったようですが、自分の体調と母親の今後のこともあり、連絡を取ったら、きちんと対応するようになりました。

最後に、主人公は自分が死を悟ってから、自分に関わってくれた人にプレゼントを用意していました。それが、映画冒頭の幼馴染が売春婦へプレゼントを持っていくシーンとなるのです。

なんだか、死を感じたときに、どうふるまうのかを考えさせる映画でした。

自分があと数ヶ月で死ぬと判ったときに、会いに行きたい友はどれだけ居るのだろうか?逆に友があと数ヶ月で死ぬと判ったときに、彼は僕に会いに来てくれるのだろうか?などと。

41歳独身としては、非常に考えさせられる映画でした。