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Lothal-その1

2008-02-11 03:15:06 | インド生活
今週は土日が休みだったので、土曜日にLothalへ行ってきた。
「Lothal=死者の塚」と言うことだが、インダス文明の遺跡の一つである。モヘンジョダロだとか、ハラッパだとかパキスタン領の遺跡が有名であるが、このロータルもそのころ栄えた都市と言うことになる。
ロータルへの行き方だが、実はそれほどこの地に対して観光に力を入れている様子はなく、一般的にはアーメダバードからバスで行くか、列車+リキシャーを使えば安くあがるが、ガイドブックによれば本数が1日2本程度と頻度が少なく、1日掛かりか、2日掛かる恐れもある。そんなところにも関わらず、ホテルがない。となると、レンタカーやタクシーで行くのが妥当な選択肢となる。
幸いにしてドライバー付きのレンタカーが使えるので、これで行くことにした。
住んでいるバローダからは150km程度のところにあるが、主要幹線道路はなく、地方の幹線道路を使うことになる。主要幹線を使うとアーメダバードを経由することになり約200km程度となってしまう。したがって、多少道が悪いかも知れないが最短距離を進むことにした。
どうやらドライバーも初めて行くところらしく、ちょっと頼りない。家から出発して30分くらいのところで、道を尋ねていた・・・ちょっと不安。しかし、その後はほぼ問題なくLothal近くのArnejに到着。ここまで大体2時間ちょっと。ここで、Lothalまで10kmの看板を見つけ、それにしたがって細い道へ。バスが通ると聞いていたけど、車一台分くらいしか舗装してないんですが・・・。6kmほど行くとT字路に出る。来た道は車一台分の舗装だったが、そのほかは片側1車線あるじゃない。マイナーな道を通ったんだな、きっと。ここでも看板にしたがって約4km、お目当てのロータルへ到着。
インダス文明の遺跡だと言うのに、小さな考古学博物館しかなく、土産物屋もホテルもレストランも何もない。民家すらない。本当にこんなところが4000年位前に栄えていたのだろうかと思ってしまうくらい。
着いて、まずは考古学博物館を見学した。
先客は1組の西洋人。英語の説明を翻訳しながら読み上げていたので、英語をしゃべるエリアの人々ではないのが判ったが、どこの国かは判らなかった。
ビーズ(輝石類)細工や銅精錬技術があり、それためこの地が重要な都市に位置づけられたらしい。

明日へ続く。