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ムンバイ陸路昼行

2008-02-04 01:14:59 | インド生活
2月2日土曜日はムンバイ出張だった。
いつもならバローダから飛行機で1時間なのだが、今回は昼間の列車を使ってムンバイまで行ってみた。
列車番号2934アーメダバード発ムンバイセントラル行きである。CC(Air Conditioned Chair Car)クラスで412ルピー。6:50にバローダ出発で12:35ムンバイセントラル着である。400km弱を6時間程で1200円程度・・・安い。あまり期待はしていなかったが、シートはビニル張りで安っぽいけれども、横幅は日本の新幹線よりゆったりとしているかな?前後の幅はちょい狭いか?まあ、でも快適なほう。これも、線路幅が広いから出来ることなのかなあ?
席の並びも新幹線の指定席と同じで3+2の横に5席並ぶタイプ。席を向かい合わせにすることは出来ない感じ。それの3席のほうの通路側が私の席だった。
とにかく、車内販売がひっきりなしに通る。チャーイ(紅茶)、コーヒー、スープ(オニオンスープか?)、水、豆(ピーナッツか?)それ以外に、軽食の注文を聞いて届けてくれたりと、まあ、うるさい。水はペットボトルで供給されて、たぶん10ルピー。これはいいんだけど、他の飲み物は50ccくらい入る小さなカップに入れて5ルピー。この小さなカップを床に置いて飲み物を注ぐのが、ちょっと。もう少しスマートな清潔感のある入れ方は出来ないんでしょうか、と言いたくなる。
それから、Air Conditionedの列車の窓は色ガラス(黄色っぽい)が入っていて、外の様子が判り難い。せっかく景色を楽しもうと思っていたのに。今までが夜行寝台ばかりだったから気が付かなかったのだけれども。ちょっと残念。
インドのダイヤに対する正確さには感心していたのだけれども、今回は50分程度の遅れ。ムンバイセントラルの一つ前のボリバリ駅に11:45に着くはずが12:30過ぎ。それからローカル列車の1st Class切符(52ルピー)を買ってローカル列車に乗れたのが12:55くらい、オフィス最寄のAndheriに13:15くらいに着いて、そこからリキシャーで20分。ムンバイのインド人部下には「私は12年ムンバイに住んでいるけど、ここ10年くらいはローカル列車に乗ったことがないし、その前だって2回くらいしか乗ったことがない」と褒められているのか、バカにされているのか判らないことを言われた。
「あの渋滞を見ちゃうと、列車のほうが早いと思うんですよ、日本人は」