寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

見張り役のカラスがいなくなりました

2015年10月20日 09時23分32秒 | 日記・エッセイ・コラム

 わがやの西側にはちょっとした林があり、そこにカラスが沢山

いてその鳴き声には悩まされています。

 そのカラスはゴミ出しの日にはゴミ集積所の電柱の上に1羽ず

つ止まってしてゴミをだすのを見張っています。時々いつもと違っ

た鳴き声をだして連絡しているようです。その声はあちこちから次

々に聞こえてきます。近くの送電線の上(高いところ)に数羽のカ

ラスがいて監督しているようです。

 前にも書きましたが、私は試しに棚を作る組み立て用の金属の

丸い棒を窓の隙間から電柱上のカラスに向けてみました。すると

はじめカラスはしばらくの間こちらに気がつきませんでしたので、

雨戸をたたいてカラスの関心をこちらに向けました。

 すると数秒間首を傾げたりしてこちらを見ていましたが、棒を少し

動かすとカラスは飛び去りました。次のゴミ出しの日には、監視役

のカラスの数が増えました。また金属の棒を向けますと電柱の上

で場所を変えたりしながら見ていましたが、順を追って飛び去りま

した。

 そいて次回のゴミ収集の日にはカラスは来なくなりました。しかし

先週になって再び電柱の上にカラスが止まっているのを見つけま

したので、再度金属棒を向けるとすぐに飛び去りました。

 最近、ゴミ収集日が変わってまたカラスがきていましたが、金属

棒を向けるとすぐに飛び去り以後こなくなりました。

 カラスの組織はかなり発達しているようですね。上下関係もある

ようですし、連絡時の鳴き声もはっきり普通の鳴き方と違います。

 思い出話になりますが、東京都の日の出町のゴミ所理場から出

る水の調査をしてほしいと頼まれて日の出町の山林を歩いたこと

があります。すると地面にきれいに洗ったようなポリ容器がたくさ

ん落ちていました。それらは明らかにケチャップやマヨネーズの容

器と分かりました。それらの容器は大きな穴が開けられておりそこ

から中身を食べたものと思われます。容器はゴミ処理場からもって

きたものと思いますが、カラスはだんだん人間の食べ物を食べるよ

うになったのですね。

 人間の食べるものは味も良く栄養分は申し分ないので、これを食

べることによってカラスの繁殖を手伝っているようです。こんなこと

からも日本の食糧事情を考えなければいけないかも知れませんね。

 飽食と残飯の大量廃棄そして生活習慣病さらに食料の輸入それ

に伴う食料原産国の水事情など、私たちはもったいないどころかも

っともっと無駄を無くす努力をしなければいけないと思います。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿