先日何かのTV番組で刀鍛冶の方が出てきました。伊
達政宗が愛用したという刀の伝統を守って刀を打ってい
るという話でした。刀鍛造の秘術というか苦心するところを
いろいろ話してくれました。そのなかで真っ赤に熱くなった
鉄の塊を槌で打って鍛えていく場面で鉄の熱い破片が飛
び散ります。その破片が衣類に付いて、衣類ががくすぶり
だすのを見ていたインタビュアーの女性が衣類が焦げてい
ますよと注意しましたがこんなことはしょっちゅうあることな
ので一々かまっていられません。と刀鍛冶が答えました。
するとまた手や顔にも飛んでいますよ火傷になりますよ。
というと体の方は酷いときは健康保険で直してもらえるか
ら心配ないという意味のことをいいました。
この話を聞いて昔義兄が職場の方々とスキーに行ったと
きの話を思い出しました。仲間の1人が滑降している最中に
他の人と衝突したそうです。スキー板は足から外れて斜面
を滑っていきましたが、その方は足を骨折して動くことが出
来なくなってしまったというのです。その方は仲間の人にス
キー板は無事かと聞いたそうです。仲間の人はスキー板は
無事だったが足の骨が折れてしまったよと教えたそうです。
するとその人は足は健康保険で治るが、スキー板はヒッコリ
ーで高かったのをようやく買ったものだから無事でよかったと
いったそうです。
しかし痛い思いをして大変だっただろうと思ったものですが、
もしかしたら休みが取れて好きな本を読む機会が出来たとい
って喜んでいたのかも知れませんね。(苦笑)
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