寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

記憶に残っている映画(22)「七人の侍」

2016年03月24日 13時12分30秒 | 寓居人の思い出話

 戦国時代の農民の暮らしは、大変苦しかったといわ

れています。自分たちが生きていくのに精一杯なのに

幾ばくかの貯えを夜盗に持っていかれてしまう。そん

な苦しみから抜け出そうと知恵を絞り、なけなしの財

産をもって強そうな浪人を探しにでかっける。

 やっとのことで探した人物に村の窮状を訴えて助け

てほしいと懇願する。そうして集まった7人の侍は村

へ行く。村はこの7人によって野武士の襲撃を逃れる

ことができ村は平和になった。あらすじを書いても意

味がないのでやめにします。一見しなければこの映画

のすばらしさはわからないでしょうから。

 その間にいろいろなことがあったが目出度しめでた

しという話ですが、私はこの映画で有能な指導者がい

れば少人数でもしっかりした組織を作れば大きな仕事

ができることを知りました。

 映画の内容はモノクロ映画でしたが迫力満点でした

ね。モノクロ映像の美しさを改めて知ったのも事実で

す。黒澤明監督の映画撮影は、とことんこだわり観客

を喜ばせる仕掛けを隅々まで張り巡らせていましたね。

この映画の出演者の中で、久蔵役の宮口精二を好きに

なってしまいました。映画ってすばらしいですね。


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