聖書に関する本は多い。
新約と旧約とあること、約は訳でないこと。
膨大な世界の話であるから、ちょっと読んだくらいでは、なかなか全容までは
把握できない。
いつも感じることは、説明を読んでも、引っかかっていることは、変わらず。
様々な弟子たちによって書かれた、出来事や、教えの伝承であるわけなので、線に見える点には
無理があるのは、当然のことかもしれない。
ひとつの言葉にしても、日本語に訳されているわけだし、約した人の、世界観、訳者の思いが、入り込むのは
否めない。
受け手側にしても様々な人がいるわけで、結局、元の姿は、ほんの米粒くらいのものかもしれない。
それに触れられるか、それを感じられなければ、完璧にはならないし、それは無理なことかも。
どれだけ真髄に近づけるかということかもしれない。
あるいは、感じたまま、自己流の解釈でよしということなのかもしれない。
面白くてよくわかる!
聖書
月本昭男 監修 立教大学教授
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