panpanyaさんの8月4日発売の最新作。
相変わらず独自の世界観で面白い。
房総一周しながら電車内で読んだw。
今回は随所にヤマザキのカステラ風蒸しケーキが登場して、
ある意味、主役級なのだが、気になって仕方が無い。食べたい。
どうやら実在したらしい。しかしドラッグストア扱いだったりするのはなぜ?
タイトルの「魚社会」はすごく面白い。ちょっと経済の話っぽさもあるw。
今回、一番好きだったのは「はるかなる旅」
電車で小さな旅によく出かける主人公なのだが、街の中にロープウェイを見かける。
次の駅で降りてロープウェイ乗り場を探しに行く。
普通の電線に市営のロープウェイが動いていて、電柱の上に停留所がある。
電柱を登ってみて、なんとか乗る話。
私も想像で出てくるような話。
そういえば、panpanyaさんには電車で出かける描写がたくさん出てくるのだが、
必ず音が「ガタンゴー」なのである。
これが出てくるのが楽しみ。
なんともかわいらしい音表現。
ちなみに市営ロープウェイの音は「ゴゥン」である。
今回は怖かったり、おどろおどろしい話は出てこない。
コロナの時に書かれたことと関係はあるのかな?
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