イギリスにClass 43 というディーゼル機関車が走っている。
1975年デビューで、当時のことをよく覚えている。
ディーゼル機関車では当時、世界最高速だったと思う。
試作車もあり衝撃的だった。
1982年まで製造されたが、廃車が続き、引退も近いと欧州ファンの話題になっている。
両端にClass 43がいて、真ん中に客車を配して、デザインが統一されているので、
機関車にはまったく見えない。
最高速度記録は148 mph (238 km/h)である。
実際に乗ったし、通過も何回も見ているが、とにかく速い。
そして轟音、豪快だ。
英国の場合はそれが在来線だから迫力満点である。
ホームドアがあるわけでもない普通のホームを豪快に駆け抜ける。
英国の場合、SLでも200km/hクラスは存在したし、近年は在来線の電気機関車も225km/hぐらいは出せる。
(出さないけど。)
非電化の多いイギリスではClass 43はあちこちで走れるので、その豪速を目にすることも多かった。
それに火災ではないかというぐらい、煙も盛大に出す。
歴史に残る名車だし、私も大好きな車両だ。
ということで、写真を貼る。