SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

関西詣で 19  和歌山線に乗って

2010-08-16 | 旅行
橋本駅に到着。
和歌山線に乗り換える。
駅は共用駅になっていて、乗り換えは木造の跨線橋だ。




待っていた電車は105系。
今や古豪の風格さえ感じられる。
しかしすごい面構えだ。



逆側はこの顔。

しかし接続があるわけではない。
30分ほど発車しないのだ。
その間も下校する高校生が楽しそうにワイワイガヤガヤしゃべっている
日本の古来の風景がある。
なかなかいい。




その間、南海電車は出入りが多い。

ついに来た。
11000系特急車。

この11000系は本来は南海本線用の20m車として開発されたもの。
高野線に林間都市が開発されそこまでの通勤需要に投入された車両で、
20mの大型なので、山間部には入れない。
橋本までだ。
特急「りんかん」として運行されるが、この編成は1本のみの希少車だ。




6000系の片開ドアと8個のクーラーを楽しむ。




そろそろ発車だ。




逆方向の王寺行きと交換したら発車になる。




車内は高校生でいっぱい。
楽しそうな会話であふれる。

私はいつものように先頭車に張り付くが、ワンマンカーで半運転室式。
乗降は先頭車の1枚ドアのみ。
高校生の乗り降りの都度、どかなければ邪魔になってしまうのだった。
かなり足腰が疲れていたのだが、体力勝負は続く。(まあ好きなんだから仕方ない。)





高校生の塊りごとに生徒の服装や雰囲気や顔つきが違うのが面白い。
やんちゃな高校、普通の高校、真面目でおとなしい高校、私服の高校、
いかにも頭の良さそうな高校・・・

カップルで楽しそうな高校生も。

和歌山線は通学生の重要な路線なのだ。




高校の授業で習った記憶が今でも鮮明に残っている。
紀ノ川は典型的な大規模な河岸段丘になっていて、何段かの段丘が広く続く
大きな川だということ。
和歌山線はその紀ノ川の河岸段丘の上のほうにある部分を延々と走るのである。

たまにある大きな駅は全部のドアが開く。





屋根上の丸いベンチレーターが懐かしい。
105系も美しく装飾された編成がある。
和歌山と奈良を結ぶのだ。
この長くローカルな線は、暇があったら是非乗ったらよい。
日本の地方の雰囲気をたくさん残している。
国鉄の匂いがそこかしこに残っている。




和歌山線、すごく気にいった。




SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)、タムロンA09、Minolta AF APO TELE Zoom 100-300mm F4.5-5.6
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする