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SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

再び北京へ02

2007-03-04 | 仕事時スナップ
翌日も朝早くにホテルを出発し、仕事の細かい打ち合わせを延々と行う。
早くに出る理由は渋滞を避けるためというのもある。

今回は仕事と宴会以外は時間がまったく無かったので、いわゆるスナップ写真や
観光写真の類はまったく無いのである。



訪問先の敷地内での写真。
これも昼食へ移動中の写真で、まあ業務中のようなものだ。



長い一日が終わり、またまた、そしてまたまた、宴会である。
今回は市内の繁華街のデパートもある巨大ビルの小奇麗なレストランである。



相当モダンできれいな四川料理屋であった。
着席前の状態。



そして早くもデザートの写真。
宴会中はおぞましくてお見せできない。
今回は55度の白酒。
大盛上がりであった。



レストランの入るビル。
香港系だ。
東京駅の南側にあるビルと同じ会社だ。


翌日も朝の6時からホテルのロビーでサインを交わす仕事があった。
それでも酒は残っていなかったので、白酒というものは
一気飲みのためにあるなかなか考えられた酒なのかもしれないと思った。

しかし現地の人間に言わせれば、決してそんなことはない。
運が良かっただけ。なんだそうだ。
すでに慣れてしまったのだろうか・・・


来週は月曜から台湾出張だが、まさか北京と同じ習性ではないだろうな?

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再び北京へ01

2007-03-04 | 仕事時スナップ
中国の旧正月は2月の後半である。
前回の2月頭の中国出張は彼らにとっては年末であったのだ。
今回は仕事の続きだが、彼らにとっては新年である。
中国側にとっては年越しの案件であり、ハッピーニューイヤー気分の中で
仕事としてはやりやすく良い結果ではあった。
しかしながらもともと歓待の好きな国民であり、酒宴をこなさなければ
いや、乗り越えなければ、友好関係が深められない厄介な国である。
想像通り、連夜の一気飲み大会となった。
中国と仕事をするためには酒は必須である。



到着した翌日、相手先へ向う車中から。
北京の典型的な一般人のアパートである。
画像が汚いのは、車の窓がほこりで汚いのと、空が見えないほど
空気が澱んでいるからだ。



高速道路と並走する地下鉄13号線
台車からすると日本製のように思える。



北京の高速道路網は有料であり料金所がある。
値段は5元とか10元なので相当安いが、その混雑ぶりはかなりだ。
しかしながら片側4車線なので日本のように停まってしまうということは
なかった。
料金所は混むので、建物で払う以外に外に人が立ち、料金徴収を行う。
それも2段階とか3段階とか4段階になっていて、同時に3台ぐらいが支払える。
これはぜひ日本でも見習って欲しいが、まあ人件費のためにやらないであろう。



最前列が女性、二段目が男性、三段目が窓口、四段目は男性であった。
日本は利用者が我慢をしなければならない。
公団はまあ役所だからだ。
民間ならもっと工夫をするだろう。
さらに安全面をとやかく言うであろう。
中国は少々危険であっても仕事をしたい人間は山ほどいるのだ。



さて仕事の部分は写真は掲載できないから飛ぶ。
長い長いミーティングや契約も無事に終わり、終了後は宴会だ。
今回は郊外の広大な中華レストランに連行された。
ホテルや日帰り温泉もある総合施設だ。
まずはこれを見てくれとレストランの外に出る。
花火の倉庫だ。
中国は旧正月には花火や爆竹をやる。というかやりまくる。
そして仕事も始まっているのだが、まだ昼間からあちこちで
花火の音が聞こえている状態なのだ。
火薬の豊富な国だ。



レストランの個室の窓にあった飾り。
全てがふ「福」の字でできている。
これも正月飾り。
とにかく中国はそこかしこに「福」の字が張られている。



これが北京でつきものの白酒(バイチュー)だ。
35度から53度の強い蒸留酒だ。
泡盛とウォッカの中間のような感じで、味わうような飲み方は無い。
ひたすら一気飲みだ。
寒い地方の酒ということだ。身体を暖める用途なんだろう。
然し現在社会は暖房が効いている。
余計酔うではないか!
何かの理由をしゃべり一気飲みが頻繁に行われるのだ。
お猪口サイズだが、何十回やるか忘れるほどだ。
ただしまったく飲めない人と女性は免除されるようだ。



家庭料理と白酒で満腹になり、外に出ると、早速花火大会である。
しかしこの国はむかしの日本の大学生のノリそのものだ。



花火も派手だ。
日本なら禁止されるほどの火薬量だ。



自分の花火を自分で撮る。



そして締めは爆竹だ。
これもお決まり。
いつのまにか我々だけでなくレストランの従業員も参加している。
日本よりはるかに元気で明るい人々だ。


ちなみに白酒は蒸留酒でもあり、頭も痛くならないし、
翌日にも残らない。
日本酒よりはるかに性質(たち)が良いのである。


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北京出張07

2007-02-20 | 仕事時スナップ
この地区は下町風情であったので、フートンが見れると思っていたのだが、
かはり駄目だったのか。
まあ商店でも見ていこうと再び歩いた。



公衆電話である。
使ってる人は見なかった。
若い人は携帯で話をしながら歩いている。
日本と変わらない。



商店の切れ目から中を見ると、そこはまさに旧きよき風景、
フートンであった。
その裏通りに突入したのは言うまでも無い。



フートン=貧乏な暮らしではない。
そもそもは金持ちの戸建住居だ。
そういう高級な四合院もあるのだろう。
しかし私はこういうゴチャゴチャした生活臭がムンムンする
光景に惹かれる。















迷路のようなカスバのようなこの場所が私は好きだ。






熱も忘れて迷路を歩いた。
しかし空港へ行かねばならない時間となった。
仕事ではなく、モノクロフィルムでも詰めてゆっくり訪れたい。
しかし2008年北京オリンピックは目前だ。
再び見ることができるのだろうか。



帰りの飛行機は狭い757であった。



富士山が東京が近い事を教えてくれる。

帰宅後、再度高熱になった。


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北京出張06

2007-02-19 | 仕事時スナップ
翌朝は昨晩より大分復活していた。
しかし朝なので熱がないだけかもしれない。
幸いなことに帰国する日である。
本来は北京から上海に行き3日間仕事があったのだが、
週末日本でやらねばならないことがあり北京までにしていた。
男性二名が上海に向かい、女性一名と私が先に帰国することになった。
上海に行かなくて良かった。
結果から話せば、帰国後の木曜と金曜も出社できず、
週末3連休の予定もすべてキャンセルしなければならなかった。
なぜならインフルエンザに罹っていたのであった。
帰国してから翌日病院に行き検査をしたのだが、クッキリ陽性反応が
出ていた。
医者から「中国に行って生のニワトリでも見ない限り、まあ普通の
インフルエンザでしょう。鳥インフルとかじゃないですよ。」と言われたので、
「実は中国でニワトリの加工工場に入ったんですが。」と言ったら、
のけぞっていた。



具合が悪かったのだが、どうしても気になることがあった。
地図によるとホテルから程近い場所に胡同(フートン)が示されている。
空港に行く前にぜひ見ておきたいと思っていたのだ。
タクシーに乗り地図の場所に向かう。
愕然とした。
そこにも高層マンションが並んでいた。
それでも諦められない。
何となく熱っぽいがすこし歩く。
途中に幼稚園か保育園があった。
日本とまったく同じ風景がそこにはあった。



歩いていると大通りに行き当たったが、そこにはトロリーバスが走っていた。



古いタイプのトロリーバスがやってきた。
社会主義国の匂いが濃厚なバスだ。



これは一般のバスだが、ヒュンダイだろうか。
そういえば北京のバスは韓国製か欧州製が多く、日本製は少ないようだ。



すこし歩くと、胡同(フートン)らしき場所があった。
しかし写真の1筋で50メートルぐらいが取り残されていただけだ。
その周りは高層アパートであった。



北京の犬は多くがペキニーズであった。
私も小学生の頃ペキニーズを飼っていた。
頭が異常に良く、プライドも異常に高く、気も強かった。
中国の王宮で飼われていた犬種なので、一般人を見下すような
気位があるのだ。
その性格の為か日本では昭和40年代にずいぶん飼われていたのに、
人気が急落したのである。
確かに飼い難かった。しかし一生忘れられないほど、いろいろ教わったのだ。
名前は「クーシャン」と言った。今風に言えば「コワカワイイ」ってとこか。

写真はホワイトペキニーズだ。
フートンを守っていた。(吼えまくっていた。)



逆側から見たフートン。


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北京出張05

2007-02-15 | 仕事時スナップ
市内まで相変わらずの大渋滞でかなりの時間がかかる。
あまりの車の増え方に道路行政が追いついていないということなのだが、
しかし、十分に立派な道路が縦横に作られているのだから、
あとは地下鉄を増やすしか道は無いだろう。
人口が多すぎるのと集中し過ぎなのだろう。
市の人口は1400万人である。


ここ「前門大街」は本来は銀座の大通りのようなはずなのだが、大改修工事中。
全ての店舗を移動、もしくは廃止にして整備している。
これもオリンピック向けの準備。



古いバス



前門大街を横に入る。



女性二人が行きたがっていた「同仁堂」。
漢方のデパートだ。



症状を話しながら薬を決める。
漢方の量も半端ではない。
値段は安い。
私もどうも喉が痛くなってきたので咳止めを買う。



同仁堂には化粧品の類もあるため、女性陣の買い物時間がかかるため、
一本裏の道に入る。



奇跡的に胡同(フートン)が残っていた。
フートンとは旧来の下町のストリート(路地)のことだ。
高い壁に囲まれた一戸建ての家「四合院」が迷路のような路地の中に
パズルのように組み合わさっている。
以前は市内に3000以上のフートンがあったそうだが、急激に取り壊され
今は数箇所だということだ。



私が求めていた中国の風景はフートンにあった。



こういう風景も2008年までに消滅してしまうのだろう。
一部は再生するのだという。
しかしそれはイミテーションだ。
上海でも同様で、フートンは今はファッション関係の事務所や
芸術家のアトリエやスタジオ、はたまたお洒落なバーになってるそうだ。
ここは本物のフートンだ。



福の文字がよく見られる。
最近はわざと上下逆に貼っている場合が多い。
福が家に入ってくるのだそうだ。



フートンにあった公衆トイレ。
新しいのだが、やはり仕切り無し。






前門大街から歩いてすぐに天安門広場がある。
そこに向う途中の風景。



中国は旧正月目前だ。
いたるところで凧揚げが。



国旗が下がる直前の時間であった。
日没とともに国旗が下がるのだ。
清掃の人たちも国旗掲揚に備える。



天安門もライトアップされる時代となった。
さてこの時、私は急激に発熱してしまっていた。
会食の場所には向かうが、とても食事どころではなくなった。
39度はありそうであった。
挨拶も早々に私だけホテルに帰った。
夕食はホテルの中でカップラーメンを食べてたくさん水を飲み、
暖房を入れて、寝る。
汗をかいて熱を下げる作戦である。


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北京出張04

2007-02-10 | 仕事時スナップ
前日の晩はたくさん飲み、食べ、更に全員でカラオケバーへ行き
深夜になった。
翌朝、歓待を受けた取引先の工場へ行くのだ。
それにしても、白酒をあれだけ飲んでもまったく残っていない。
良い酒だったのか、乾燥した北京の気候のせいか、緊張感があったのか・・・


IKEAも既に存在している。
考えて見れば中国と北欧の仲は、日本との比ではないのである。



新しいマンション街だが、こういう風景が至る所にある。



少しは残る旧来の風景。
もう余命短し。
なのでこういう旧来の風景を積極的に撮る。
しかし、既に探す方が難しいのである。



地下鉄13号線。
まだまだ地下鉄は開発途上だ。



車窓から見た旧来の街並み。
訪問先の工場は北京の郊外にあり農村部の真ん中にある。



訪問先で仕事を中断し昼食へ。
工場内で食べるのだがまたまた広い。
工員は昼食にバイクで向う。(構内ですから3人乗りもまあ。)



何と刑務所が隣接しているのだが、もう使われていない。
この場所は購入済みのようだ。



隣接する集落。
トウモロコシ栽培のだ。



さて仕事を終え、夕方になったが会食までの時間を移動と市内観光に
あててもらう。
現地の女性が案内してくれる。(当方3名)
彼女も日本に6年間在住し大学に通った海亀族だ。

まだ田舎では馬も使われる。



おお!三輪車だ。



市街地に入る直前の風景。
まだまだいかにも中国だ。



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北京出張03

2007-02-09 | 仕事時スナップ
サイエンスパークから清華大学に向う。
ここは北京大学と並んで中国でも最も優秀なエリートを生む大学で、
技術系中心である(近年文系も有り。)
東工大に近いイメージだが、その難関さは比べ物にならない。
敷地は広大で、筑波大か東北大のような感じだ。
中国の子供への勉強のさせ方はすごいらしい。
何せ北京大や清華大を卒業すると他の大学と初任給で
倍も違うのだそうだ。
そもそも中国の大学はレベルにおいてはオックスフォード、ケンブリッジ、
エール、ハーバード、スタンフォード、MIT、ソウル大を凌ぐほどの精鋭が集う。
何せ中国ですから、人口も英才教育も我が国のグウタラ少年や
グウタラ親とは比べようもない。






先生か生徒の住む寮である。
筑波大学方式。



キャンパス内にはこんな場所もある。






こちらが正門。



ここはインキュベーションセンター。
かなり立派で規模が大きい。
しかし日本企業はまったく見えない。
日本は何やってるんだろう?



ここも敷地だ。
羨ましいほどの規模と金のかけかただ。



夜の会食に向う。
明日訪問する会社の方々との会食だ。
どうやら訪問やミーティングする前の日にガンガン飲むのが
中国流なのである。
嫌というほど飲んで食べて、翌日の商談はうまく進められてしまうというのが
通説だが、単純に飲むのが好きなようだ。






今日も四川料理であった。
社長が四川省出身なのであるから当然だ。



総勢20名ほどの会食で最初から中国流で、白酒(パイチュウ)の一気飲み大会。
何かタイミングがあれば乾杯で一気。
かなり飲んだが高級な白酒であったのか、まったく残らなかった。



また乾杯してます。


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北京出張02

2007-02-09 | 仕事時スナップ
翌朝は6時に起き、会社の方と2人で早朝散歩に出かけた。
北京は普通は寒いのだが、氷点下というほどではなく、東京と同じような気温であった。


6時半ぐらいになると都心に向けて自転車やバスで大量の移動が始まる。
特に月曜日は混雑が激しいとのこと。
空気は相変わらず汚い。



北海道ラーメン屋を見つけた。



さて昨晩会食で御会いした取引先の会社に向う。
大ラッシュであった。



ミーティングが終わり、昼食へ。
ここは所謂サイエンスパークである。
北京市内にはこういうサイエンスパークがたくさん点在しているのだ。
そういえば、珍しく空が見えた。
風が吹くと空が現れるのだそうだ。それでも暖かい。
10度以上ある。世界的な異常気象だ。



サイエンスパークの入り口。
向こうに見えるのは韓国LG電子。
サイエンスパークに入る企業は、韓国や欧米が多く、
日本企業はどうも研究を中国と一緒にやろうという気が無いらしい。
完成品のやりとりに終始し相手国に入り込めていない。
韓国や欧米企業は合弁会社を設立し、社長は中国人にして、
共同研究を行う。
日本の独りよがりなやり方はまずいと感じる。



高速で移動していると時々こういう古い居留地を見るのだが、
取り壊し間近という感じである。
オリンピックまでになくなるのではないだろうか。



このケバケバしい感じが中国だな。



別のサイエンスパークに向う。
新しい企業を訪問するためだ。
近代的なビルの立ち並ぶ道の反対側はまだこんな住宅が並ぶ。
とても不思議な光景だった。




訪問先企業。
応対してくれた人達はとても知的で洗練されていた。
海亀族(海外留学のUターン)なのであろうか。




サイエンスパークの建物を車中から。










「宅急便」ならぬ「宅急走」が面白い。
猿って速いかな?(まあ猫もそんなに速くないか)



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北京出張01

2007-02-09 | 仕事時スナップ
2/4日曜出発で北京に向った。
旅行ではない。仕事である。なので観光写真を撮るためにカメラを持参したのではない。
取引先や訪問先の写真が主であるので、写真の多くは仕事関係の人物であったり、
工場であったりするので掲載はできない。
そうは言っても空きあらば機銃掃射のように写真を撮る習性があるので、
それなりに掲載できる写真もあるので記憶の為に載せておこうと思う。
そう、この瞬間はあっという間に記憶の彼方に飛んでいってしまうのだ。
それほど中国の変貌は早く劇的だ。
一ヵ月後に来たら、もう見知らぬ高層ビルが立っていたり、道が変わっていたり
するであろう。
民間企業が増えたといっても、住居の多くは国営や市営であろうから、
立ち退きやアパート建設はあっという間に片付くのであろう。
2008年に北京ではオリンピックが開かれる。
これに際して、街中をひっくり返して作り直しているような感じだ。
お陰で北京のは空が無かった。
というのもホコリや砂や排気ガスで空が見えないのである。
「黄砂ですか」と聞くと「いいえ、空気が汚れてるんです。」とのこと。
昭和30年代、40年代の東京もそんな感じだったのだろう。
しかしその頃と違い、最新の技術で最新の建物が建つのだ。
もはや東京など遅れた大いなる田舎に見えるほどだった。



まずは取引先の社長との会食である。
四川料理だ。



辛いのだがとてつもなく美味しい。



5名でしこたま食べたのだが、値段を聞いて驚く。
高級店で個室なのだが、330元だという。日本円で約5000円だ!
ビールもかなり飲んだのだが、一人あたり1000円でしかない。
やはり物価はまだまだ安い。






ここで夕食を。



店の前にはトヨタ車が。
しかし北京は東京の比ではないぐらい高級車が居る。
そもそも市内に300万台の車が溢れ、ベンツ、アウディ、VW、BMWといったドイツ車が目立ち、次に韓国と日本車の高級車が続く。

私が北京を訪れた10年前はVWサンタナの1車種しか見ることができなかった。
後はボロボロの貨物車とバスだった。



中国らしい風景だと思うが、先方曰く「これこそ今やベンチャービジネスですよ。
法律ギリギリのね。」なんだそうだ。



高速道路は広く快適で環状線が6本もある。
もはや米国レベルなのだ。
しかし空気の汚さがよくわかる絵だ。
明かりという明かりはホコリで拡散して写るのだ。



ホテルは近代的でサービスも上々の5つ星だ。
しかし宿泊費は1.5万円程度だ。
これでも中国の物価にすれば10万円近いのであろう。



ホテルでお開きになり、早速夜の散歩に出かける。
近代的な部分ばかりでなく、一般的な庶民の状況も見ておかなければ
商売として見誤る。(屁理屈か。)



ここは大分前に開発されたアパート群だ。



夜の11時を過ぎているのに人通りは多く、散髪屋、美容院は盛況なのであった。




何を焼いているのか不明。
若い人が出来上がりを待っている何かの店。






ケンタはかなり多い。
他にマクドナルドやコーヒーショップも多い。
お茶とパンの生活だった中国も急激に欧米化した。









お茶の店。
やはり遅くまで営業している。




バスは大型の連接タイプが主流だ。
12時近いのだがかなり頻繁に走っている。
地下鉄網が遅れているからだろう。


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