写真を語ろう from niigata

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斬新&快楽

2009-10-16 23:25:28 | Weblog
SIVICHさんオススメの本、金村修著「斬新快楽写真家」を読み終えた。
金村氏は国際的な賞や土門拳賞を受賞している超有名な写真家である。自分としてはモノクロでとらえた都会の写真のイメージが強い。放置された自転車や交錯する電線といった雑然とした風景が印象的だ。

 本の内容は、なかなか過激?パンクロック的ではあるが、読みやすく、内容も分かりやすい。品のいい写真に飽きてきた人には、オススメだ。

ところで金村氏は、いまだに新聞(タブロイド判)の配達のバイトを続けているらしい。この辺が妙に、本の内容とリンクして、何とも言えない説得力となっているように思った。

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2 コメント

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Unknown (sivuch)
2009-10-18 05:50:05
多丸さん どうもです。

金村さんがタブロイド紙を配達してる映像を見たのが、NHKテレビの「トップランナー」でした。
ビデオに撮ってあったので日付を見たら
2000年5月18日でした。

『漸進快楽写真家』は、とてもいい本だと思います。
私は、金村先生に「勝てないかもしれないが、正しく崩壊し、くさっていくことはできる」と言われました。(日本カメラ2007年2月号「金村修に叱られたい」)
その意味が、この本を読んでよくわかりました。

それを忘れてコンテストに入賞したいなんて気が起きたら、この本を読むことにしています。
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Unknown (多丸)
2009-10-20 22:46:56
 写真は、量だとか、写真家はしつこいといったところに、妙に納得しました。
また、良い本があったら教えてください。
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