最近、夏を思わせるような天気が続いたせいかタチアオイ(立ち葵)が
急成長しているように見える。
夏の花というイメージで強烈な太陽の下で逞しく伸びる姿に励まされる
ような気持ちになったことも・・・
我が家から100メートルほど先のスーパーの先の角を曲がるとその先の
民家に離接した空き地があり、春先には芝桜が拡がっていたが道路に
面したところにはもう既に私の身長を越した立ち葵がそれぞれ個性的な
色を放つ姿が目に入ってくる。
真っすぐ上に伸びる茎には既に多くの花が咲いているが毎年のことながら
この場所へ来るとつい立ち止まってしまい、立ち葵の花の一つ一つを
じっくりと見たくなるのである。
その豊富な色の種類だけではなく花びらの質感や花の姿そのものにも
違いがあることに気づくなど暫し時間を忘れることも・・・
近づいてみると花びらがビロードのように見える黒っぽい赤や、深紅、
明るい赤、ピンク、そして一際鮮やかにくっきりと見えるような純白の
ものやコロコロとした明るい笑い声が聞こえてきそうな黄色、そして
それらが入り交じったものなど・・・
茎の下の方は緑の葉っぱに覆われ、その上あたりからまっすぐに伸びた
茎についた花芽は下の方から上に向かって順々に明るく綺麗な花を
咲かせていくようである。
開花時期が6月から8月と長く、一番上の花が開花するころには梅雨が
明けると言う説もあるようだ。
これから咲くむくげや芙蓉ともよく似ているし、その違いなどに
ついても検索してみると、根本的な違いとしてはむくげや芙蓉は木であり
立ち葵は草であるということもわかった。
朝、開花した時は真っ白で、その後時間の経過とともにほんのりとした
薄いピンクがだんだんと濃くなっていく姿を酔った人の顔に例えた
あの酔芙蓉の風情を楽しむことができるのも夏から秋に向かう頃・・・
川越へ向かう16号線沿いの大きな酔芙蓉を今年も楽しみにしているのだ。
今日の千恵子選手の『絵手紙コーナー』
(青の太文字はfumiel-shimaの一言)
初心に帰る・・そして希望も
ヤツガシラから発想を飛ばす なかなか奥深い味
ゆっくり、じっくりと へそ曲がりだからこその
良いところもある、
弛まぬ気持ちと地道な努力 満を持してと言う気持ちが
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます