『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

『雨のちはれⅡ』先日のネジバナに続き、モクレンもまた・・・

2024-06-22 11:52:01 | 喜怒哀楽をポジティブに

季節外れのモクレンの開花を毎年記事にしてきたが、今年もまた
葉が生い茂る今、3日ほど前からモクレンが咲き始めた。

モクレンの開花期は3〜4月で、我が家の木も新葉が芽吹く前に
花が満開になり、ヒヨドリの格好の餌食となっていた。
桜が咲き始めるとヒヨドリたちはそちらへ移動し、我が家の
残り少なくなったモクレンの花たちはそれでも明るく空に向かって
体を膨らませ、歌うような仕草で花びらを広げ楽しませてくれていた。

その後、花からバトンを受継いだ大きな葉たちは夏が近づくにつれ、
例年どおり若緑を少しずつ濃くし、隙間なく枝を覆うように勢いよく
広がってその姿を誇張しているかのような姿に・・・。

そんな中、冒頭の言葉にかえるが、またまたこの時季に咲き始めたのだ。
こういう現象は他の花にも見られるようだが、このようなことは
決して嫌なことではなく、寧ろ喜ばしいことと考えればよく言われる
「狂い咲き」よりは「返り咲き」や「二度咲き」と言う方が 
花たちに対する「ありがとう・・」の気持ちを表せるのでは
ないだろうかと思う。

昨年は3月、5月、6月、そして7月にも咲いたので今年もこの後
何度か咲くかもしれない。

凍てつくような寒さの中でしっかりと閉じていた蕾は早春と言う言葉を
聞くころには少しずつ膨らみ、色づいてくるとヒヨドリに襲われるという
宿命の中でも力強く、逞しく生き残り、今こうして空に向かっておおらかに
歌うような姿は暑さに向かって私達の気持ちが萎えそうになるこの時期、
私たちに夢や希望を失うな・・そして頑張れと教えてくれているようだ。

まだ寒さの残る中で咲くモクレンには感動を覚えるが、今この時季、
緑の葉の中からちょこっと顔を出す尖った蕾をみると無性に嬉しくなる。
春の頃、葉が出る前に一斉に咲くモクレンは華やかでもあるし、
その大きさや濃淡様々な姿はモクレンのイメージそのものという
感じではあるが今、緑の中で控えめに見える紫ともピンクや紅色とも
いえるこのモクレンはまた格別だと思う。

昨日降り続いた雨がモクレンの木に活気を与えたのだろうか
今日もまた新しい蕾がたくさん顔を出している。
近づいてよく見ると産毛の生えた小さな蕾が無数にある。
これがこのまますべて育つと春先の頃より多くの開花がみられることに
なるやもしれぬ。
誰かに急かされる訳でもなく、季節を感じながら自分たちのペースで
「ここぞ」と思う時にこうして次々と静かに顔を出す健気なモクレン・・・

それを受け入れる周りの大きな葉と澄み切った青空がまた私の心を
動かすようだ。

そうだ!私も・・と思い、油性のペンを持って明るい陽ざしの庭へ・・・

昨年の春、ブログ友桐花さんがアレックスさんを偲んでハナミズキの
大きな白い花びらに「I miss you」と書いた記事を思いだしたのだ。
私は脚立を持ち出し、モクレンのなるべく高い枝の何枚かの葉に
いくつかのメッセージを書いて空に向かって枝をゆすっていた。
オンザサニーサイドオブザストリートの曲を思い浮かべ、
口笛を吹きたいような気分で・・・

5月、6月、7月、季節外れに顔を出し続けるモクレンたち
 

心なしか春よりも濃く見える
 

 

周りの仲間(葉)たちと共に陽光をいっぱい浴びて・・・
 

暑すぎると大きな葉は蕾を守るように
 

今朝は枝の先端でも声をあげるように・・・
 

小さな主張?・・     今まさに心が弾けるように
 



これは以前に千恵子選手が描いたもの

 

常に空想に耽り、空中を浮遊する私の気持ちを・・・
  
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする