1週間ぐらい前に大きく拡がった木蓮の葉っぱの間に小さい薄紫色の
蕾のようなものが見えたのでもしや?・・・と思い、近づくと紛れもなく
2個の蕾であった。
日々少しずつ膨らみ、どこから見ても木蓮の蕾だとわかるようになり、
3~4日前あたりからその膨らみは次第に大きくなり今にも開きそうな
様子で花びらの形もはっきりとわかるようになってきた。
今朝の雨に打たれている姿は自ら開花を一時中止し、近いうちに
青空の下で大きく開き、私たちを喜ばせようと頬を膨らませ笑みを
こらえているかのように見えた。
雨をしのぎながら下から覗くと私の大きな掌の縦半分ぐらいに成長した葉は
枝を覆い隠しているがその陰の新しい枝にまた二つ・・・合計4個となっている。
更にその奥にも生まれたばかりの小さな蕾がひとつ、ふたつ・・・
花が咲き出してからかなりの年月が経過しているがこんな事ははじめてである。
この木蓮にはいろんな思い出があるがまた一つ記憶、記録が追加
されることになる。
桜が季節外れに咲くニュースなどは耳にすることはあるが、我が家でも
こんな事が起きるとは・・・
そういえば・・・昨年は3月に月下美人が咲いたことがあったなあ・・・と
思い出した。
いずれもささやかな『我が家・ふしぎ発見』であった。