ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

想いに遠く及ばず・・・

2017年02月17日 | 日記
 2007年に、NHKで放送された「趣味 悠々」と云う番組があった(様である)
 書店で、テキスト本「仏のこころを掘る」が、並んでいた。
    
 「(この様な”ほとけ”が、私にも)掘れるんだぁ!」と、極めて楽観的に・短絡的に思った。
 気が付けば、購入していた。
 「何時かは挑戦するぞ!」と思って、10年程が経過していた。
 そして、このテキストが”目覚めた”のは、ツリーハウス造りに参加したことであった。
 木彫りの材料となる”檜材”が、ふんだんにある。
 その様な環境下にあって「(木彫りに)挑戦してみよう!」と云う思いが蘇ってきた。
 オーナーさんから、切り株から”角材”に切り出す事の承諾を得て、持ち帰った。
 テキストに記載されていた”型紙”を、コピーし、制作に取り掛かった。
 鋸やノミでの粗削りは出来る。
 鋸歯を入れる・ノミで削る、檜の香りが心地よい。
 しかし、檜といえども”硬い!”
 行き先・不安となった。
 安易な・容易な誘惑が襲う。
 「桐材でやってみよう!」
 桐材の在庫はある。
 桐材で制作を続けた。
 しかし、問題が起きた。
 桐材では、細かな”顔”の部位の細工・表現が出来ない。
 細部な箇所が脱落してしまうのである。
 桐材は、お面の様な、胡粉で仕上げする作品は、素人の私にとって(細工のし易い)格好の材料と思う。
 今日の日記は「桐材での制作(彫刻)には、限度がある」ことを、自己継承のため記述する。
  
 絵日記の絵(写真)の説明、檜材で粗削りしたモノと、桐材で完成に近づいたモノ(作品)である。
 檜材ので再挑戦では、彫刻刀をコマメに研ぎながら、仕上げていきたいと思う。
 写真に撮る様に・思い描く様には”形”にならない。
 歯痒い!!!
 「想いは遠く及ばす・・」
 そうです! 我が理想とする(思い描く)事と、我が技術・能力の隔たりを感じる事である。

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