質を測る018:SECI(セキ)プロセス
――第2章:人間系ナレッジマネジメント
形式知と暗黙知を循環させると知は磨かれ、より良質なものになります。野中郁次郎・紺野登先生の著作『知識経営のすすめ』(ちくま新書)のなかに「SECI(セキ)プロセス」として知の循環モデルが説明されています。参考にしながら、以前テレビで流行した「愛の貧乏脱出大作戦」を重ねてみたいと思います。
S:Socialization(共同化)暗黙知→暗黙知
E:Externalization(表出化)暗黙知→形式知
C:Combination(結合化)形式知→形式知
I:Internalization(内面化)形式知→暗黙知
「SECI」は、英文の頭文字を重ねたものです。メモ用紙に「田」の字を書いてください。四つのマス目の左上から時計回りに、「SECI」と記入してください。SECIは時計回りに回転させます。「SECIをぐるぐる回転させることで、知は少しずつ高みにのぼる例を、「愛の貧乏脱出大作戦」の映像を重ねてみましょう。最近ではみのもんたが司会で、特別番組として放映されているようです。
つぶれそうな店の店主3人が、匠(たくみ)のところに料理の修行に訪れます。なんとしてでも店を再建しようと、3人は必死です。
S:Socialization(共同化)暗黙知→暗黙知
――匠は自ら料理を作り(暗黙知)、3人の店主に同じものを作らせてみます(暗黙知)。当然3人の料理は匠とくらべものにはなりません。
E:Externalization(表出化)暗黙知→形式知
――その夜3人は匠の料理(暗黙知)のポイントを思い出しながら、それぞれがメモ(形式知)に書き出します。
C:Combination(結合化)形式知→形式知
――3人は自分の書いたメモ(形式知)では不安なので、額を寄せ合って、より完璧な1枚のメモ(形式知)にまとめます。
I:Internalization(内面化)形式知→暗黙知
――翌朝3人はメモ(形式知)を片手に、再び匠の料理に挑みます(暗黙知)。当然まだまだ匠の料理にはおよびませんが、少しだけスキルアップしてきました。(明日に続く)
――第2章:人間系ナレッジマネジメント
形式知と暗黙知を循環させると知は磨かれ、より良質なものになります。野中郁次郎・紺野登先生の著作『知識経営のすすめ』(ちくま新書)のなかに「SECI(セキ)プロセス」として知の循環モデルが説明されています。参考にしながら、以前テレビで流行した「愛の貧乏脱出大作戦」を重ねてみたいと思います。
S:Socialization(共同化)暗黙知→暗黙知
E:Externalization(表出化)暗黙知→形式知
C:Combination(結合化)形式知→形式知
I:Internalization(内面化)形式知→暗黙知
「SECI」は、英文の頭文字を重ねたものです。メモ用紙に「田」の字を書いてください。四つのマス目の左上から時計回りに、「SECI」と記入してください。SECIは時計回りに回転させます。「SECIをぐるぐる回転させることで、知は少しずつ高みにのぼる例を、「愛の貧乏脱出大作戦」の映像を重ねてみましょう。最近ではみのもんたが司会で、特別番組として放映されているようです。
つぶれそうな店の店主3人が、匠(たくみ)のところに料理の修行に訪れます。なんとしてでも店を再建しようと、3人は必死です。
S:Socialization(共同化)暗黙知→暗黙知
――匠は自ら料理を作り(暗黙知)、3人の店主に同じものを作らせてみます(暗黙知)。当然3人の料理は匠とくらべものにはなりません。
E:Externalization(表出化)暗黙知→形式知
――その夜3人は匠の料理(暗黙知)のポイントを思い出しながら、それぞれがメモ(形式知)に書き出します。
C:Combination(結合化)形式知→形式知
――3人は自分の書いたメモ(形式知)では不安なので、額を寄せ合って、より完璧な1枚のメモ(形式知)にまとめます。
I:Internalization(内面化)形式知→暗黙知
――翌朝3人はメモ(形式知)を片手に、再び匠の料理に挑みます(暗黙知)。当然まだまだ匠の料理にはおよびませんが、少しだけスキルアップしてきました。(明日に続く)
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