山本藤光の文庫で読む500+α

著書「仕事と日常を磨く人間力マネジメント」の読書ナビ

220529:鮫島浩『朝日新聞政治部』出た

2022-05-29 | 妙に知(明日)の日記
220529:鮫島浩『朝日新聞政治部』出た
■鮫島浩『朝日新聞政治部』(講談社)がついに発売されました。私はkindleを買い求めました。以下、現代ビジネスの案内記事です。―― 一昨日(27日)発売されて即大反響を呼んでいる。登場する朝日新聞幹部すべて実名、元政治部エース記者の鮫島氏による衝撃の内部告発ノンフィクションは、2014年に大バッシングにさらされたとき、朝日新聞の中枢で何が起きていたかを洗いざらい暴露している。■本書の抜粋版は、ネットで読むことができます。全7回連載予定のうち、現在は5回までアップされています。本書を買おうと思ったのは、この抜粋版のすさまじさに魅せられたからです。40年間購読し続けた朝日新聞ですが、いまは産経新聞に切り替えています。朝日に洗脳されている方に、朝日を見限った方に、ぜひ読んでいただきたいと思います。■ちょっと長いのですが、アマゾンの案内を貼り付けておきます。――「吉田調書事件」の当事者となった元エース記者が目にした、崩壊する大新聞の中枢。登場人物すべて実名の内部告発ノンフィクション。地方支局から本社政治部に異動した日、政治部長が言った言葉は「権力と付き合え」だった。経世会、宏池会と清和会の自民党内覇権争い、政権交代などを通して永田町と政治家の裏側を目の当たりにする。東日本大震災と原発事故で、「新聞報道の限界」をつくづく思い知らされた。2014年、朝日新聞を次々と大トラブルが襲う。「慰安婦報道取り消し」が炎上し、福島原発事故の吉田調書を入手・公開したスクープが大バッシングを浴びる。そして「池上コラム掲載拒否」騒動が勃発。ネット世論に加え、時の安倍政権も「朝日新聞バッシング」に加担し、とどめを刺された。著者は「吉田調書報道」の担当デスクとして、スクープの栄誉から「捏造の当事者」にまっさかさまに転落する。吉田調書報道は、けっして捏造などではなかった。しかし会社は「記事取り消し」を決め、捏造だとするバッシングをむしろ追認してしまう。そして、待っていたのは「現場の記者の処分」。このときに「朝日新聞は死んだ」と、著者は書く。戦後、日本の政治報道やオピニオンを先導し続けてきた朝日新聞政治その最後の栄光と滅びゆく日々が、登場人物すべて実名で生々しく描かれる。
山本藤光

最新の画像もっと見る

コメントを投稿