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山本藤光の文庫で読む500+α

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河野多恵子のすべて

2020-09-10 | 妙に知(明日)の日記
河野多恵子のすべて
河野多恵子は大学時代によく読んだ作家です。蔵書リストから紹介させていただきます。ABCは全集。■は文庫、〇は単行本、▽は所収作品、☆はアンソロジー収載作品、――は作家、作品に触れた著作、×は所有していない作品です。

河野多恵子(こうの・たえこ)
A新潮現代文学60(解説:川村二郎)
B筑摩現代文学大系・現代作品集(四)66・昭和43年版(解説:奥野健男)
C昭和文学全集(小学館)
■後日の話 (文春文庫28-1解説:川上弘美)
○後日の話 (文藝春秋1999)
――山本藤光の文庫で読む500+α掲載
――川上弘美:大好きな本(文春文庫)
――中沢けい:書評・時評・本の話(河出書房新社)P204
――丸谷才一・池澤夏樹:怖い本と楽しい本(毎日新聞社)
■幼児狩り/蟹(新潮文庫9-1&161A解説:川村二郎)
▽幼児狩り/劇場/塀の中/雪/蟹/夜を往く (収載作品)
・幼児狩り
☆幼児狩り(「百万円煎餅・日本文学100年の名作4」新潮文庫)
――栗坪良樹編:現代文学鑑賞辞典(東京堂出版)
――丸谷才一:女の小説(光文社文庫)
・蟹(新潮文庫/芥川賞6/A/B/C、新潮同人雑誌賞
――赤祖父哲二ほか:現代小説を狩る(中教出版)
――小田切進・尾崎秀樹:日本名作事典(平凡社)
――国文学解釈と鑑賞1977. 1.臨時増刊号:芥川賞事典
――彦素勉・編:芥川賞90人のレトリック(潮文社)
――松原新一ほか:戦後日本文学史・年表(講談社)
■みいら採り猟奇譚 (新潮文庫9-2)
○みいら採り猟奇譚 (新潮社1990)
――川西政明:死霊からキッチンへ(講談社現代新書)
――栗坪良樹編:現代文学鑑賞辞典(東京堂出版)
――知っ得:現代の小説101篇の読み方(学燈社)
――丸谷才一:女の小説(光文社文庫)
■赤い唇・黒い髪(新潮文庫9-3解説:菅野昭正)
○赤い脣 黒い髪(新潮社1997)
▽片冷え/大統領の死/朱験/途上/来迎の日 (収載作品)
■秘事/半所有者(新潮文庫9-4)
・秘事
――安藤宏・編:日本の小説101(新書館)
――高橋源一郎:人に言えない習慣、罪深い愉しみ(朝日文庫)
――丸谷才一・池澤夏樹:怖い本と楽しい本(毎日新聞社)
――芳川泰久編:純愛百選(早美出版社)
☆半所有者(「現代小説クロニクル2000-2004」講談社文芸文庫)
■臍の緒は妙薬(新潮文庫9-5解説:菅野昭正)
▽月光の曲/星辰/魔/臍の緒は妙薬 (収載作品)
・臍の緒は妙薬
――川上弘美:大好きな本(文春文庫)
――鴻巣友季子:本の寄り道(河出書房新社2011)
×小説の秘密をめぐる十二章(文春文庫28-2解説:高橋源一郎)
×小説の秘密をめぐる十二章(文藝春秋)
――山村修:書評家<狐>の読書遺産(文春新書)
■谷崎文学と肯定の欲望(中公文庫M138解説:磯田光一)
○谷崎文学と肯定の欲望(文藝春秋1976)
■谷崎文学の愉しみ(中央文庫3-3)
――丸谷才一・池澤夏樹「愉快な本と立派な本(毎日出版社)P110
×ニューヨークめぐり会い(中公文庫3-4)
■骨の肉/最後の時/砂の檻(講談社文芸文庫E1解説:川村二郎/C)
▽骨の肉/魔術師/たたか/雛形/胸さわぎ/砂の檻/最後の時 (収載作品)
・骨の肉
――黒井千次:彼と僕と非現実(講談社)
――安原顕・編:ジャンル別文庫本ベスト1000(学研M文庫)
■不意の声(講談社文庫117-1解説:佐伯彰一、初出1968)
■男友達(角川文庫318-1解説:秋山駿)
――秋山駿:作家と作品(小沢書店)
――リテレール別冊:文庫本の快楽・ジャンル別ベスト1000(メタローグ)P99
■妖術記 (角川ホラー文庫40-1解説:奥泉光/角川書店1978)
○妖術記 (角川書店1978)
――奥泉光:虚構まみれ(青土社)
○草いきれ(文藝春秋 初版、初出1969)
×回転扉(新潮社1970/C)
――松原新一ほか:戦後日本文学史・年表(講談社
○戯曲 嵐が丘(原作エミリ・ブロンテ)(河出書房新社)
○文学の奇蹟 (河出書房新社1974)
○無関係 (中央公論社1974 )
?○血と貝殻( 新潮社 、A、初出1975)
?○すとりえっと(角川書店、初出1977 )
○砂の檻(新潮社1977/A)
▽片身/稚児/他人の戸口/鉄の魚/見知らぬ男(単行本所収)
○遠い夏 (構想社初版)
▽みち潮/時来る/塀の中(単行本所収)
○もうひとつの時間(講談社)
×一年の牧歌(新潮社1980/A)
――風:続風の書評(ダイヤモンド社
○気分について (福武書店1982)
○嵐ケ丘ふたり旅 (富岡多恵子との共著、文藝春秋初版)
○鳥にされた女・自選短編集(学芸書林初版)
▽幼児狩り/蟹/最後の時/骨の肉/砂の檻/いすとりえっと(単行本所収)
○蛙と算術・エッセイ集(新潮社1993)
○逆事(新潮社2011)
▽いのち贈られ/その部屋/異国にて/緋(単行本所収)
・逆事
――朝日新聞2011.7.17切り抜き
――吉田修一との対談:「逆時」と抑制の小説作法(「文学界」2011.9切り抜き挟み込み)
〇考えられないこと(新潮社)
☆みち潮(富岡多恵子・編:大阪文学名作選.講談社文芸文庫A9)
☆明くる日(「戦後短篇小説再発見第2巻」所収)
☆星辰(日本文芸協会編:文学2005講談社)
☆思いがけない旅(吉行淳之介編「奇妙な味の小説」中公文庫)
×炎々の記(講談社 初版)
――中沢けい:書評・時評・本の話(河出書房新社)P156
×いかにして谷崎潤一郎を読むか(編著)中央公論新社 1999
【河野多恵子】1926年生まれ。1961年「幼児狩り」で注目され、1963年「蟹」で芥川賞を受賞する。
――秋山駿:作家と作品(小沢書店)
――黒井千次:小説家の時計(構想社)
――河野多恵子(文藝春秋編「青春の一冊」文春文庫プラス)
――「現代文学」月報集(講談社文芸文庫)
――国文学:現代作家110人の文体(1978年11月増刊号)
――知っ得:現代の作家ガイド100(学燈社)
――知っ得:現代作家便覧(学燈社)
――鈴木健次インタビュー集:作家の透視図(メデアパル)
――ダ・ヴィンチ2015.04追悼記事
――百目鬼恭三郎:現代の作家一〇一人(新潮社)
――福田和也:作家の値うち(飛鳥新社)
――文藝春秋編:私たちが生きた20世紀(上)(文春文庫)
――毎日新聞社学芸部:私の小説作法(雪華社)
山本藤光2020.09.10

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