北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
「老化で遊ぼう(東海林さだお&赤瀬川原平共著・新潮文庫2008刊/小説新潮2003.10~2007.2初出)」を読んだ。----------
東海林さだお(しょうじさだお1937.10.30生れ)は、早大(文学部/ロシア文学科)卒。漫画家/エッセイスト。毎日新聞(1974.6.16~2014.12.31)に連載した4コマ漫画“アサッテ君”で最多掲載記録を作った。---------
赤瀬川原平(あかせがわげんぺい1937.3.27~2014.10.26)は、愛知県立旭丘高校(美術科)卒/武蔵野美術学校(油絵学科)中退。前衛美術家/随筆家/作家。文学界(1980.12)に発表された短編“父が消えた”で/1981芥川賞を受賞。----------
この本「老化で遊ぼう」の目次は次の通り。“何時の時代の話ですか(ゲスト/藤森照信)”、“何故女は歳をとっても大丈夫か(ゲスト/阿川佐和子)”、“数学って面白いんですね(ゲスト/藤原正彦)”、“コレクターになりたい”、“性に目覚めて50余年”、“お金は何時でもムツカシイ”、“貧乏性に生まれて”、“ルノワールは駄目な画家だ”、“今でも隠したい心の傷跡”、“そしてモーローは続く”、“解説/柴口育子”----------
この本「老化で遊ぼう」の裏表紙の抜き刷り文は次の通り。オムツは当てても/オツムは元気。すっかり老人力の付いた/漫画家と画家兼作家が/これからの輝かしい人生を語る。男性女性どちらが/ボケ上手。初めてチーズを食べたのは何歳。性に関する一番古い記憶は。お二人の藝術観を交えた/爆笑対談。人生は70歳を超えてからですぞ/ご同輩。----------
この本「老化で遊ぼう」は、東海林さだおと赤瀬川原平の両氏が丁度/70歳になる手前/3~4年を費やして/雑誌に連載した対談を文庫化したものであり/何れの章も/抱腹絶倒の面白さである。
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