奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2872)

2024-08-18 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「蔦谷重三郎と田沼時代の謎(安藤優一郎著・PHP新書2024刊)」を読んだ。----------

安藤優一郎(あんどうゆういちろう1965生れ)氏は、早大(教育学部)卒/同大学院(文学研究科)博士後期課程満期退学/文学博士。歴史家/“JR東日本/大人の休日倶楽部”など生涯学習講座で講師を務める。---------

この本「蔦谷重三郎と田沼時代の謎」の目次は次の通り。“蔦谷重三郎とは/何者だったのか/幾つもの顔を持った男”、“蔦谷重三郎が活躍した田沼時代とは/田沼意次の実像と虚像”、“蔦谷重三郎が世に送り出した文化人にはどんな人物がいたのか/文化活動で才能を発揮した武士と町人”、“何故田沼時代は終わってしまったのか/庶民が天変地異や物価高騰に苦しんだ時代”、“松平定信は何故蔦谷重三郎を処罰したのか/寛政改革の実像と虚像”、“何故蔦谷重三郎は東洲斎写楽を売り出したのか/新たな挑戦と早すぎた死”---------

この本「蔦谷重三郎と田沼時代の謎」の内容紹介文は次の通り。歌麿を見出した江戸のメディア王/蔦谷重三郎。その人物像と/後世に残したものを/彼が活躍した田沼時代と共に解説する。経済や社会が発展して余裕が文化を活性化させたと云う点で/田沼時代は現代と重なる。その時代を象徴する存在である蔦谷重三郎を理解することは/現代を生きる我々にとっても有意義なことである。----------

安藤優一郎氏は、逸早く/2025NHK大河ドラマ“べらぼう/蔦重栄華乃夢噺”の話題に合わせて/この本「蔦谷重三郎と田沼時代の謎」を執筆されたようだ。既に主演の“横浜流星”も決まっており/今年(2024)のNHK大河ドラマ“光る君へ”に負けない/視聴率が予想されるので/この種の出版が続くのだろう。

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