奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2448)

2023-05-07 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「変化を嫌う人を動かす~魅力的な提案が受け入れられない4つの理由(ロレンノードグレン&デイヴィッドションタル共著/船木謙一監訳/川崎千歳訳・草思社2023刊)」を読んだ。Nordgren Loranはケロッグ経営大学院(経営学)教授。アイデアの採用を促す作用や妨げる作用を持つ様々な心理的力について探求する研究や教育に携わる。Schonthal Davidはイノベーション&アントレプレナーシップを担当するノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院教授。デザイン/イノベーションコンサルティング/ベンチャーキャピタルの分野で活動。船木謙一(ふなきけんいち)氏は、日立製作所(イノベーション成長戦略本部/コーポレートベンチャリング室)室長。研究や事業開発のオープンイノベーションとして/スタートアップとの協創を促進。改革とオープンイノベーションに共通する鍵は/人々が変化を受け入れるか否かであるという結論に至り/本書に辿り着く。川崎千歳(かわさきちとせ)氏は、大東文化大学(外国語学部/英語学科)卒。ヒューレットパッカードでコンピュータシステムの構築や運用に従事した後/翻訳者として独立。製品マニュアル/ウェブサイトなど/IT企業の翻訳を手掛ける。---------

この本「変化を嫌う人を動かす」の目次は次の通り。“魅力的なアイデアが成功しない理由”、“魅力アピールに専念するのは止めよう”、“惰性”、“惰性を克服する”、“労力”、“労力を克服する”、“感情”、“感情を克服する”、“心理的反発”、“心理的反発を克服する”、“3つの事例研究”--------

この本「変化を嫌う人を動かす」の内容紹介文は次の通り。魅力的な筈のアイデア/製品/サービスが/相手に受け入れられないのは何故か。それは魅力が足りないからではない。相手が受け入れたくない理由=抵抗があるからだ。著者らは抵抗を4つの(惰性/労力/感情/心理的反発)に分類し/それぞれの正体を分析/それらへの対処法を/事例を使って具体的に伝授する。--------

ネット全盛となった社会で/次々と生れる新しいサービスを逸早(いちはや)く提供するスタートアップ企業が/上手に自立するために必要なテクニックを/この本「変化を嫌う人を動かす」は教えてくれている。曖昧(あいまい)で独善的な日本的提言ではなくて/欧米発である処が秘訣であるのだろう。

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