奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2220)

2022-09-21 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「卵を買いに(小川糸著・幻冬舎文庫2018刊)」を読んだ。小川糸(おがわいと1973生まれ)女史は、清泉女子大学卒。デビュー作“食堂かたつむり”がベストセラーとなり、イタリア“バンカレッラ賞”/フランス“ウジェニーブラジェ小説賞”を受賞。その他著作に“喋喋喃喃/つるかめ助産院/にじいろガーデン/サーカスの夜に/ミトン/キラキラ共和国/ツバキ文具店”など多数。--------

この本「卵を買いに」の日記風エッセイ/目次は次の通り。“期間限定の/夜のコーヒー/おむすびとおまんじゅう/ノラ猫の飼い方/表参道塩むすび/舞台裏について/ビールでしょっ/ふっかふか/むむむむむ/おふろ事件簿/ヤキソバの○○/ランゆりねラン/古い着物/伊勢うどん/おしゃれさん/小さなリボン/春の雨/400円で/たまごサンド/恋の季節がやって来た/山菜の宴/ゆりねバーグ/卵を買いに/余韻を味わう/黄金の火曜日/暑さ対策/ゆかた/ルームメイト/ザ釜飯/ラトビアへ/白夜/ラトガレ州/歌と踊りの祭典/只今/歌う革命/フィンランドで/常はなく/合理的/週末気分/石の意思/EISパーティ/北へ北へ/羊蹄山/普通のカレー/昆布と秋の空/帰国/365日/むむむむ/初トンボ/明りを消して/ラトビアから/レーズンバター/柿柿/読書の秋と/ジャーキー/火曜日のドレス/これだけで幸せ/記念写真/ラトビアの夕べ/一週間/しまつのスープ/ゆず仕事/ほがらかに/すこやかに”--------

小川糸女史は、団塊ジュニア世代の生れであり、就職氷河期世代の少し手前のためか、結構トントン拍子に世に出られた感がある。恐らく人には分からない努力の賜物かも知れないが、既に外国にも紹介されていて、誰か殊勝な人が外国語に翻訳の労を取ったのだろう。ために/ベルリンが好きで外国暮らしも積極的になさっている。兎に角/今の処/挫折を知らない勢いで闊歩なさっている風に見えた。

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