奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その473)

2017-12-10 08:15:00 | 奈良・不比等
歴史ミステリー小説 北円堂の秘密

近鉄奈良駅直ぐの東向き商店街のマクドナルドで休憩した。2階のフロアーに居ると、お店の人がマックナゲット(5個入り)の半額サービス券を配って呉れた。土曜日でジャスト正午なのに埋まっている客席が2~3割の状態であった。日曜日は奈良マラソンがあるので賑わうだらうが、土曜日もプレイベントの3KMジョギングがあったのに人出がとても少ないように感じた。前日から泊まり込んで奈良マラソンに備えるランナーは少ないようだ。日中の気温が低い事もあったが、マクドナルドが閑散としている位に冬のこの時期は観光客が少ない。東向きのマクドナルドから興福寺に向かう坂の上に北円堂があるが、その境内に鹿が数頭入り込んで少ない餌となる草を探していた。観光客が少ないと鹿せんべいを貰えるチャンスも減るので冬は奈良公園の鹿達にとってお腹の空(す)く季節である。------
近鉄奈良線の列車の中では最近頓(とみ)に流暢になったように聞こえる中国語や韓国語のアナウンスの割には外国人観光客の姿が少なくなってしまったように見えるが何か理由があるのだろうか。わざわざ寒い時期に奈良観光に来ようと云う観光客は居ないだろうと思わなくもないが、京都の湯豆腐などの冬メニューのある観光先進地の作戦を真似ねばならないのかも知れません。-----
奈良交通への援助として奈良県南部の十津川村方面の温泉地に逗留する観光客にバス料金を払い戻すキャンペーンを奈良県の観光施策としてここ数年厳寒期に限って行っているが、県庁の周辺の古都奈良の商店街も冬は人出の少ない寂しい限りの状態である事を知って置くべきではないかと思った。但し、奈良県としては県全体を見渡しているので、県庁周辺は奈良市の縄張りだから奈良市の施政で何とかせよとお思いなのだろう。それにしても、インバウンドも北朝鮮情勢で激減の可能性もあり、観光頼りは危なっかしいが、耐える時は耐えるしか無く、春を待つのみの今日このごろの古都奈良ではある。

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