奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その307)

2017-06-27 08:42:04 | 奈良・不比等
奈良県議会のTV中継を観た。議員の質問に答えて延々と「荒井正吾(あらいしょうご)奈良県知事」が汗を拭き拭き回答している様子が映し出されていた。奈良新聞で読んだような少々古い案件についての質問だったような気がするが、確かに与党側の議員でないと個々の施策の内容についての詳しい内容は一般県民と同様程度にしか分からないのかなと思った。-------
新聞記事程度の施策の内容紹介では突っ込み処も無く、少なくとも議員に対してはもっと詳しく計画を知る権利を行使できねば議会自体に緊張感が生じないような気がした。------
教育・警察・医療関係を除く奈良県職員は3千人程度であり、知事のブレイン(brain)となる職員はずっと少ない。奈良県予算の内、荒井正吾知事がリーダーシップを示せるような案件の予算は数%否1%未満ではないだろうか。そうした数少ない県政のネグリジブル(negligible)とも云えるような施策が観光立県のための観光振興目的であったりするのだが、豊富な予算の付かない微々たるものが殆どであり、何かに集中して投下しないと何ら形にならない物が多く荒井正吾知事は何とか国の補助金の拠出される形にしようと苦労なさっている様にも見える。----
野党議員にすればそのような苦労は関知しないのだろうが、狭い奈良県の折角の予算を執行するのだから、自らも代替施策を提示するなど、積極姿勢を示して欲しいものだと思った。-----
柿本善也知事の時代には高校の統廃合とか役所の出先の統合などのコストカットを積極的に進められており、荒井正吾知事としては観光振興を積極的に行う段階になって居たのだろうから、「芸術家村」や「道の駅」の設置はとても重要な施策である筈だし、効果は結果を見るまでは分からないのだから。お手並みは「平城遷都1300年祭」で証明済みと何方(どなた)も認めるでしょうし。
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