炉端での話題

折々に反応し揺れる思いを語りたい

差別ではなく識別です

2009-05-05 03:50:13 | Weblog
悩さんの「差別化をもたらす更新ソフトウェア事情」についてのコメントです。
古来、「新しい酒は新しい革袋に盛れ」という諺があります。更新されたソフトウェアには必ず新しい機能が含まれます。これは古いソフトウェアでは処理できません。新しい機能を持つファイルであることを区別するための識別子であって差別ではありません。
 古い革袋に新しい酒を入れると新鮮な味が変化します。古い革袋には漏れる穴が明いているかも知れません。そのために酒を入れる革袋には、記名があるでしょう。それが識別子です。
ソフトウェアの進歩に沿ってファイルを識別することは、避けられないと考えられます。
ただし新しいソフトウェアには、古い識別子でファイル化する機能がついている筈ですから、送付側に古い識別子で送ってもらうとか、新しい識別子のファイルを古い識別子のファイルに変換するソフトウェアも存在しますので、それを使うことがソフトウェア保守派の生き残る手段でしょう。
(納)