炉端での話題

折々に反応し揺れる思いを語りたい

サイバー・アタックか

2010-09-30 06:20:02 | Weblog
常用し始めたパソコンでマイクロソフトのWindows 7、どうやらサイバー・アタックを受けたらしい。
シャットダウンするとき「更新するソフトがあるので電源を切らないでください」という意味のメッセージか毎回表れる。
それだけではない。
電源を投入すると「更新しています 0%」というメッセージかかなりの長い時間表示されて起動しない。多分5分以上待たされる。
これが一度ならばいいとして、毎回出てくる。

試しにインターネットの接続を外してシャットダウンしたところ、「ダウンロードしていますので電源を切らないでください」という意味のメッセージが表示される。インターネット接続を外してもこのような表示が出るので、ダウンロードしているはずはない。これは「サイバー・アタックにやられた」としかいいようがない。
マイクロソフトのWindows 7 は立ち上がりが速くなった。このことをねたましく思った誰かが、立ち上げ時間を永くするサイバー・アタックを行ったと思う。シャットダウンも永くかかるようにした。
さてさて、いかがすればよいのだろうか。
――――――――――
と、ここまで書いてから、本当にサイバー・アタックかどうか再度Windows 7 を起動してみた。
インターネット接続を外したまま起動したら、「更新中0%」がピロピロと動いて35%あたりで再立ち上げを行ったので、いよいよ本当のサイバー・アタックかと思ったが、その内に100%にたどりついて元通りに起動した。

これって何?
マイクロソフトの大きなバグか、あるいは本当にサイバー・アタックなのか。

そもそもWindows 7に変更したパソコンでは、インターネットに接続したままシャットダウンをすると「更新中なので電源を切らないでください」という意味のメッセージに何度か出合ったことがある。
青さんは、かってこのブログのなかで「私のパソコンは誰のもの?」と書かれたことがある。
Windows 7を組み込んだコンピュータは、すべてマイクロソフトに所属するという戦略と思わざるを得ない。となれば、マイクロソフトの所有権を侵害するサイバー・アタックがあってもおかしくない。
Windows 7 のパソコンはインターネットの接続を切ってから、シャットダウンすることがこの手のサイバー・アタックを防止するしかなさそうである。
2010年9月29日に遭遇したマイクロソフトのBad Designである。
(納)

Bad Design/Good Design

2010-09-19 11:33:16 | Weblog
 暑い陽気でどうしても注意がクーラーに向くので、再び、そのバッドデザインに苦言を呈したい。業務用空調装置の製造ではトップクラスのメーカーの家庭用クーラーだが、冷気吹き出し口を開くカバーの裏側に空気の流れをコントロールする(事をもくろんだ)板状突起が取り付けてある(実際はこの効果は殆どなく、気休めとしか言いようがない)。運転時にはカバーが上がるからこの板状突起が室内機の外にぶらさがるようになり、ここに冷気が当たって結露する。遂にはぽたぽたと雫がクーラーの下に滴る(普通は、結露を流す構造が室内機の中にあって、外に滴ることなどない様になっている筈だ)。あわててその下のPC機器に覆いをかけるはめになった。設計者はこのクーラーを実際に使ってみたのであろうか。実に安易なバッドデザインだ。
 バッドデザインを槍玉に挙げてばかりいても楽しい気分になれないので、グッドデザインを一つ紹介したい。息子の嫁さんから贈られたものだが、3本脚(上に布張りのシートが貼ってある)の簡易チェア。地面がでこぼこしていても安定感抜群で、軽く持ち運びが容易なので、庭いじりの休憩に重宝している。そういえば、庭師が使う脚立も3本脚だ。経験から3本で支えるのが一番安定していることを見抜いているのだ。そこらで売られているアルミ製の脚立も4本脚ではなく(下が平坦でないと直ぐにぐらつく)3本脚にしたらどうか。(青)

働き盛りのうつ病のこと

2010-09-15 09:28:40 | Weblog
9月15日朝のNHK報道番組で、30代の働き盛りでうつ病が増加していることを話題にしていた。
今年の夏は猛暑が続いた。
この猛暑の中でも冷房のよく効いた無機質空間のオフィスでコンピュータに向かい、ディスプレイを眺めながらキーボードを叩く。そのような仕事を続ければうつ病は容赦なく襲いかかると思わざるを得ない。
このような酷暑にあっても冷房のオフィスから脱出し、自然のなかに身をゆだねて脳活動を休ませる。大汗をかきながら、下着はビッショリと濡れてもいい、その中で昼寝をむさぼるのである。脳は休まり活性化をもたらす脳内分泌物質が盛んに湧き出る。それでうつ病は退散するはずである。青さんが誘う高原の自然は、マコトに理想的である。
若い友達たちよ、酷暑の夏は自然の中に躍り出ることが精神の浄化につながる。
それは遊びではなく、働くことであってもいい。冷房の効いたオフィスから抜けだし、酷暑の中で身体を動かしながら働けば、うつ病とは縁が切れるはずである。
筆者は医者ではない。しかし脳の機能と生理については関心があり、ときに専門書をひもとき、新たな説に目を通すことがある。その立場からの助言である。
(脳)
追記
 この内容について、心理学を専門とする知人から次のサイトの紹介があった。
メンタルナビ-うつ病
参考になる資料である。
 ただし自然に親しむことによる症状の改善策までは記述されていないようである。

Leadership

2010-09-07 17:44:54 | Weblog
 いつまで、選挙活動をしているのであろうか。政治が停滞し課題は山積しているのに、民主党の連中はいい気なものだ。ご両人とも、「国民のため」と称して、現実味のない、空疎な自説を声高にがなりたてている。民意を汲み取る姿勢をもっと示してもらいたいものだ。

 ニューヨーク市立大学の工学部長を務めた友人と語り合ったことがある。アメリカ映画を見ていると、「長」の命令一下、それに従って人々が行動を起こすというシーンがよくあるが、独断即決にことを進めていくのが、アメリカでの「長」のリーダーシップか、と私は問うた。それは映画の話で、実際は全くノーだというのが彼の答え。「長」のリーダーシップで一番大事なのは説得力だ、と言う。意外な感じもしたが、成程と納得したのであった。

 今、わが国でもリーダーシップが云々されているが、リーダーシップを期待するとき、私たちは思い違いをしてはいけない。かつてドイツで、人々が果敢即決を賞賛、歓迎したためにナチス独裁権力が生まれるのを許した。独裁権力を許してしまうのは私たちの思い違いだ。(ロバート)

剛腕政治家とは何ですか

2010-09-04 16:32:13 | Weblog
 ことがなかなか進まないと「剛腕政治家」を望む声が出たり、また、メディアの一部でも「剛腕政治家」を讃えるかのようなニュアンスで紹介する向きもあるが、「剛腕政治家」とは何ですか。高圧的に有無を言わせず、強引にことを進めようとするのが「剛腕政治家」ですか。剛腕と権力が結びつくと強権体制に陥るのではありませんか。自分の利益に合致しているときはよいとしても、自分と意見が違ったときは有無を言わせず押し潰されることになるのに、それでも剛腕政治家がよいのですか。
 もともと百家争鳴で、剛腕者が支配的に采配するというようなものではないのが民主政治なのではありませんか。

 新興宗教団体の大量殺人事件に関して名をはせた評論家はある地方新聞に「民主党代表選挙は党員の選挙だから我々には何も出来ない」と書いた。最初、そういうものかと思っていたが、選挙戦の不可解な動きを見ているうちに、彼女は間違えていることに気づいた。私たちが何もしないうちに、「国民のための政治」を忘れた党員によって民意から離れた代表が選ばれて、権力欲だけの首相が出てくるようではたまらない。今こそ私たちは民主党とその党員に民意を知らしめるべきだ。

 原点にかえれという声を聞きますが、利権、マネー体質のどこかの政党が国民に愛想をつかされて新しい政権政党が誕生したのが原点ではありませんか。クリーンな政治を実現するというのが大多数の国民の願いだったのではありませんか。

「自分を総理にまでしてくれた恩義に報いるのが大義だ」というが、かつて一国の指導者を務めたほどの人物ならば、私情に走るのではく、「国民のための政治」という観点から、いかになすべきか判断すべきだ。なんとも矮小な大義だ。桜を観る会に招待され、その人物に握手までして激励したわが身の不明を恥じる(ボブ)