炉端での話題

折々に反応し揺れる思いを語りたい

アルカリ乾電池の怪(続)

2007-06-01 10:48:35 | Weblog
 単一アルカリ乾電池の怪を報告したが、そのときの状況をもう少し詳しく説明すべきであった。
 乾電池は4個、大型の懐中電燈に、詳しく記憶にないが、1年程度入れっぱなしにしておいた。もちろんスイッチは切ってあった。ただ、普通は+-全部直列に入れるのだが、スイッチを切っておいても絶縁が完全でなく少しずつ放電するかもしれないと思い、二つ+-、+-とした後に、残る二つを逆に-+、-+とした。
 乾電池の挿入がこのようになっていることを忘れて、点灯すべくスイッチを二,三度、短期間オンにしたことがある(もちろん明かりはつかない)。
 このことが異常現象につながった可能性があるかもしれない。つまり、4個の乾電池の電圧がそろっていれば、電球両端の電圧は差し引きゼロで何も問題はないはずであるが、老朽化によって電圧の不ぞろいがあれば、電球両端に、どちらの方向か分からないが+-の電圧が残り、いずれかの乾電池に逆方向に電流が(つまり充電する方向に)流れたかもしれない。
 しかし、そうであっても、スイッチを入れたのはほんの1,2秒間であり、多くの時間はスイッチを断にしていたので、この種の電流は値にしても時間にしても極々微少のはずである。
 やはり、この状況(電池の挿入状態)が原因で報告したような異常が生じたとは考えにくい。

電池(特にアルカリ乾電池)を長時間入れっぱなしにしておくのはよくないと警告しているブログがあることを教えていただいた(有難うございました)。http://photo.site-j.net/tubuyaki/vol215.html 乾電池は怖いものです。(青)