炉端での話題

折々に反応し揺れる思いを語りたい

Google Earth に示される汚染らしきもの

2008-01-09 10:21:16 | Weblog
 時おり Google Earth を利用する。
 2008年の1月始め、これを利用していたところ、中国の上海から見て北の沿岸海上に異様な汚染らしきものが見える。Google Earthの中でのスケールで計ると南北180キロメートル、東西130キロメートルに及ぶ。比較のために関東平野について調べると前橋-小田原間125キロメートル、八王子-銚子間135キロメートルであるから、この汚染らしき範囲は関東平野に匹敵する。
 渤海湾も全域にわたって汚染されているように見える。
 背筋に寒い思いが走る。
 さらに他の地域ではどうかと調べると、ミャンマー南方の海岸、バングディシュ南方海岸にも海洋汚染らしきものが認められる。しかし中国の沿岸ほどひどくはない。
 経済発展のつけなのだろうか。
 2007年の秋には中国大陸の大気汚染が九州に及んだという報道があった。中国内陸部で発生する黄砂が関東地方にも覆いかかることがあるから、関東でも大気汚染の影響がその内に生じるかもしれない。
 そういえば昨年秋、周辺の人達のなかに長期にわたる風邪症状で悩んだ者が多かった。時には長期にわたる療養を強いられたケースもある。大気汚染が原因にあるかもしれないと疑いたくなる。
(農)