ミーマイというと、私が一番最近に観たのは、
唐沢寿明さん&木村佳乃ちゃんの公演でした。
ジャッキーは涼風真世さん。
特に、ミーマイファンではない、
むしろ、たいしてミーマイ好きではない私ですが、
最後は、怖いほど号泣していたのが、忘れられません。
それこそあの時は、半分が感傷だったのかな、とも思う。
さえちゃんが、まだまだ若くして、出演していた作品で、
その後しばらく、宝塚を観てない時期がある私、
しばし、彩輝ちゃんともお別れ、になった作品でした。
だからって??
なんだかわからないが、
不思議な感傷で満ちていたんだよなぁ、帝劇観劇は。
また、木村佳乃ちゃんの、ミュージカル初挑戦っていう番組を観て臨んだおかげで、
佳乃ちゃんの一生懸命さと、サリーの健気さが、
いい感じにダブったから…
だから、私は号泣したんだ、と、
月観劇のその日…ラストシーンを観るまで、思っていました。
この何年間、そう信じて来たことが、覆されたのは…
それは、ビルの手から、旅行かばんが落ちた瞬間でした。
…ビルって、難しい役なんだなぁ。
それは、多分、判ってたこと。
違う違う、唐沢さんって、ホントに巧い役者さんなんだなぁ…
って、思い知った瞬間だった。
唐沢さんが、すごく巧い人なんだってことは、
それこそ既によく知っていました。
よく…って、生で観たのは3回だけだけど、
いつだって、さり気なく巧くて、ハートを奪われて帰って来る結果になる、
というイメージ。
デフォルメして演じる部分が印象に残るけど、
実はそこじゃない部分に、仕掛けられてるんだと思う。
ビルの器用な部分は、実にさり気なく、スマートに演じていて、
まるではじめから、唐沢さんが手品が得意な人みたいに、
仕草が妙になじんでいたのを、よく覚えています。
ついウッカリ、手や身体が動いているかのようだった。
だけど…
実は、気付かないうちに、ビルのハートが、
私の中に蓄積されて行ってたんだ!ということに、
なんと数年ぶりに気付かされたのだ。
あの、ラストシーンの号泣は、
その唐沢さんのお芝居に対する反応だったんだなぁ。
ラストシーンに至るまでも、
かなりうるうるで観てたのも、
ラストを知っていて、胸がずっときゅーっとさせられる…のは、
サリーのお芝居に対してではなく、
ビルのお芝居に対して、だったのか!!
今回の月観劇の私の中の一番の収穫は…
実は、ココでした。
ああ、唐沢さんのお芝居をまた観たい。
あっこれは、
あくまでも、超個人的な私の事情みたいなことですので…
あさちゃんのビル。
いろんな要素は、揃っている。
明るさ、陽気さ、ラブリーな部分。
歌、ダンス、コメディ、そしてタップ!
あさちゃんだけじゃない、
みんな、必要な要素は揃っている。
いや…この方はどうなのよ?と思う方たちも、いない訳ではないですが、
一応、一通りは揃ってる、と言っていいと思うの。
コマは揃っている。
だけど、初日近くとはいえ、東京公演だよね?と思った。
何が足りないんだろう…?
もしかしたら、私のテンションが足りないのかもしれない。
こんなにハートフルな物語で、
こんなに耳に残るメロディで、
なのに、なんでこんなに、引きで観てるんだろう、私。
みりおくんのジャッキーは、とても綺麗でした。
THちゃんいわく、
あいちゃんのジャッキーだと、また別のジャッキーに必要な要素が前面に出ているんだそうです。
そう思って、CSの映像を観ると、納得です。
みりおくんには、ジャッキーの毒気が薄い。
もう少し、いい意味の悪乗り感があってもよいだろうと、思う。
みりおくんは、ホイップクリームみたいだった。
世間知らずなお嬢さん。
ジャッキーは、ずるさとしたたかさと素直さと、
何よりも女の本能で生きてるんだと思うので、
博多では、そこを課題に……
って、確かに私が観たのはかなり最初の方だったから、
後に、改善や深化が既にあるかもしれませんね。
立見センター近辺の効用。
見上げて下さるスターさんは、とっても見上げてくださる、ということ。
あさちゃんは、しっかり見上げてくださいます。
あさちゃんのアイビームが欲しい方は、
是非、立見センター経験をお勧めします。
頑張って早起きし、座席券が買えそうだったとしても、
「立見で」
と、係りの方に言ってください。
(ってことを案外知らない方もいらっしゃるみたいなんだけど…
ここでレクチャーしたら、ライバル?が増えてしまうかしら?笑)
更に、もう一方。
私の心を虜にしてくださるのは、そのかちゃんのアイビームでした。
おめめをくりんと見開いて、見上げ、
じぃっとみつめてくださるのですよ!きゃあ~っ。
いかなる場面でも、きっちり熱くみつめてもらえるので、
私は、ことあるごとに、そのかちゃんを観ていました。
ホットな気持ちにしてくださるだもん。
ということで、
そのかちゃんの熱いまなざしに出会いたい方も、
是非、立見センターを狙って早起きしてください(笑)。
あと…
何を書かねばならなかったんだっけ?
あ、そうそう。
宙ファン…特に大階段の男役ダンスメンバーのファンの皆様には、
ご忠告をって思ってたんだけど、
こんな時期に書いてるんじゃ、とんだ手遅れだね(苦笑)。
お芝居が終わって、ショー場面。
大階段が登場し、そこに乗っておられる皆さんのお衣裳の色を見て、
喧嘩売ってるのか!!
と、思った。
(注:違います)
違うのは分かってるけど、
新手の嫌がらせに…結果的になってるよ~
と、勝手に被害妄想を抱く私。
何で紫?
ミーマイのフィナーレは、紫が定番なの?
(よく知らない)
それだって、
何も2作続けて、大階段の板付きが、紫のお衣裳でなくたっていいじゃん。
互いにイメージが被るんだよ~。
もちろん、今回は、女の子ちゃんに囲まれるきりちゃんというシチュエーションなんだから、
違うっちゃ、違う。
違うんだろうが、私は立見だったから、
つまりは、遠めに見れば見るほど、被るんだよね(笑)。
最後の方に来て、ずきゅーんと胸に痛みが走り、
ますます、病が重くなるのでした。
あーあ。
「雨・唄」なんかすぐですよ。
と、励ましてくださる方もいるわけですが、
今となっては、もうすぐかも、と思えるけど、
あの時には、到底まだまだ…としか思えなかった。
同じく、ハッピーミュージカルで、タップダンスもある作品。
かつての星組公演のVTRを観ると、
これを蘭ちゃんが、演ったらば…
と、否応無しに期待は膨らむのだけど、
ミーマイ観劇が私に与えた刺激は、
思わず「雨・唄」観劇予定を増やす結果となるのでした。
策略にはまった気分だ。
劇団は、狙わずにして、まんまと罠を張り巡らせたというわけだろうか?
ち。やられたなぁ。
唐沢寿明さん&木村佳乃ちゃんの公演でした。
ジャッキーは涼風真世さん。
特に、ミーマイファンではない、
むしろ、たいしてミーマイ好きではない私ですが、
最後は、怖いほど号泣していたのが、忘れられません。
それこそあの時は、半分が感傷だったのかな、とも思う。
さえちゃんが、まだまだ若くして、出演していた作品で、
その後しばらく、宝塚を観てない時期がある私、
しばし、彩輝ちゃんともお別れ、になった作品でした。
だからって??
なんだかわからないが、
不思議な感傷で満ちていたんだよなぁ、帝劇観劇は。
また、木村佳乃ちゃんの、ミュージカル初挑戦っていう番組を観て臨んだおかげで、
佳乃ちゃんの一生懸命さと、サリーの健気さが、
いい感じにダブったから…
だから、私は号泣したんだ、と、
月観劇のその日…ラストシーンを観るまで、思っていました。
この何年間、そう信じて来たことが、覆されたのは…
それは、ビルの手から、旅行かばんが落ちた瞬間でした。
…ビルって、難しい役なんだなぁ。
それは、多分、判ってたこと。
違う違う、唐沢さんって、ホントに巧い役者さんなんだなぁ…
って、思い知った瞬間だった。
唐沢さんが、すごく巧い人なんだってことは、
それこそ既によく知っていました。
よく…って、生で観たのは3回だけだけど、
いつだって、さり気なく巧くて、ハートを奪われて帰って来る結果になる、
というイメージ。
デフォルメして演じる部分が印象に残るけど、
実はそこじゃない部分に、仕掛けられてるんだと思う。
ビルの器用な部分は、実にさり気なく、スマートに演じていて、
まるではじめから、唐沢さんが手品が得意な人みたいに、
仕草が妙になじんでいたのを、よく覚えています。
ついウッカリ、手や身体が動いているかのようだった。
だけど…
実は、気付かないうちに、ビルのハートが、
私の中に蓄積されて行ってたんだ!ということに、
なんと数年ぶりに気付かされたのだ。
あの、ラストシーンの号泣は、
その唐沢さんのお芝居に対する反応だったんだなぁ。
ラストシーンに至るまでも、
かなりうるうるで観てたのも、
ラストを知っていて、胸がずっときゅーっとさせられる…のは、
サリーのお芝居に対してではなく、
ビルのお芝居に対して、だったのか!!
今回の月観劇の私の中の一番の収穫は…
実は、ココでした。
ああ、唐沢さんのお芝居をまた観たい。
あっこれは、
あくまでも、超個人的な私の事情みたいなことですので…
あさちゃんのビル。
いろんな要素は、揃っている。
明るさ、陽気さ、ラブリーな部分。
歌、ダンス、コメディ、そしてタップ!
あさちゃんだけじゃない、
みんな、必要な要素は揃っている。
いや…この方はどうなのよ?と思う方たちも、いない訳ではないですが、
一応、一通りは揃ってる、と言っていいと思うの。
コマは揃っている。
だけど、初日近くとはいえ、東京公演だよね?と思った。
何が足りないんだろう…?
もしかしたら、私のテンションが足りないのかもしれない。
こんなにハートフルな物語で、
こんなに耳に残るメロディで、
なのに、なんでこんなに、引きで観てるんだろう、私。
みりおくんのジャッキーは、とても綺麗でした。
THちゃんいわく、
あいちゃんのジャッキーだと、また別のジャッキーに必要な要素が前面に出ているんだそうです。
そう思って、CSの映像を観ると、納得です。
みりおくんには、ジャッキーの毒気が薄い。
もう少し、いい意味の悪乗り感があってもよいだろうと、思う。
みりおくんは、ホイップクリームみたいだった。
世間知らずなお嬢さん。
ジャッキーは、ずるさとしたたかさと素直さと、
何よりも女の本能で生きてるんだと思うので、
博多では、そこを課題に……
って、確かに私が観たのはかなり最初の方だったから、
後に、改善や深化が既にあるかもしれませんね。
立見センター近辺の効用。
見上げて下さるスターさんは、とっても見上げてくださる、ということ。
あさちゃんは、しっかり見上げてくださいます。
あさちゃんのアイビームが欲しい方は、
是非、立見センター経験をお勧めします。
頑張って早起きし、座席券が買えそうだったとしても、
「立見で」
と、係りの方に言ってください。
(ってことを案外知らない方もいらっしゃるみたいなんだけど…
ここでレクチャーしたら、ライバル?が増えてしまうかしら?笑)
更に、もう一方。
私の心を虜にしてくださるのは、そのかちゃんのアイビームでした。
おめめをくりんと見開いて、見上げ、
じぃっとみつめてくださるのですよ!きゃあ~っ。
いかなる場面でも、きっちり熱くみつめてもらえるので、
私は、ことあるごとに、そのかちゃんを観ていました。
ホットな気持ちにしてくださるだもん。
ということで、
そのかちゃんの熱いまなざしに出会いたい方も、
是非、立見センターを狙って早起きしてください(笑)。
あと…
何を書かねばならなかったんだっけ?
あ、そうそう。
宙ファン…特に大階段の男役ダンスメンバーのファンの皆様には、
ご忠告をって思ってたんだけど、
こんな時期に書いてるんじゃ、とんだ手遅れだね(苦笑)。
お芝居が終わって、ショー場面。
大階段が登場し、そこに乗っておられる皆さんのお衣裳の色を見て、
喧嘩売ってるのか!!
と、思った。
(注:違います)
違うのは分かってるけど、
新手の嫌がらせに…結果的になってるよ~
と、勝手に被害妄想を抱く私。
何で紫?
ミーマイのフィナーレは、紫が定番なの?
(よく知らない)
それだって、
何も2作続けて、大階段の板付きが、紫のお衣裳でなくたっていいじゃん。
互いにイメージが被るんだよ~。
もちろん、今回は、女の子ちゃんに囲まれるきりちゃんというシチュエーションなんだから、
違うっちゃ、違う。
違うんだろうが、私は立見だったから、
つまりは、遠めに見れば見るほど、被るんだよね(笑)。
最後の方に来て、ずきゅーんと胸に痛みが走り、
ますます、病が重くなるのでした。
あーあ。
「雨・唄」なんかすぐですよ。
と、励ましてくださる方もいるわけですが、
今となっては、もうすぐかも、と思えるけど、
あの時には、到底まだまだ…としか思えなかった。
同じく、ハッピーミュージカルで、タップダンスもある作品。
かつての星組公演のVTRを観ると、
これを蘭ちゃんが、演ったらば…
と、否応無しに期待は膨らむのだけど、
ミーマイ観劇が私に与えた刺激は、
思わず「雨・唄」観劇予定を増やす結果となるのでした。
策略にはまった気分だ。
劇団は、狙わずにして、まんまと罠を張り巡らせたというわけだろうか?
ち。やられたなぁ。