はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

夏蜜柑との格闘

2008-06-05 23:51:26 | Weblog
そうそう、
私は実は、既にこないだ、夏蜜柑のマーマレードを、作ってみていました。
母のお友達から、夏蜜柑をいただいたから。

母は、お友達からレシピをきいて、私に説明していたのだが、
当時は、宙組フィーバー中の私。
聞いてた筈なのに、全くインプットできておらず、
数日後、皮が溜まってから作るに至り、
ホントにイチゴジャムでも作るように、いきなり砂糖をぶち込んでいた…。

驚いた母に、説明したでしょ?と言われたが、
(説明した母は作らないわけだけど)
その時に、初めてレシピを聞いたことを思い出したのだ。
一晩水に漬けるだとか、下ゆでする、だとか……

そう言われても、もう既に砂糖漬けになっちゃったものは、仕方がない…
と、そのまま作ったが、
水分が足りないから加えた水を味わってみても、
たいして苦いことはない。

苦みを取るために、下ゆでしたり、水に漬けたりするようだが、
案外、効果なんてたいしてないんじゃない?
と、負け惜しみみたいに思っていた。

こうして、煮た皮を味見したが、
苦いには苦いが、私は、割に爽やかな苦みだ、と思った。

夜も遅くなったから、
明日帰ったら、煮足そうと思って寝ました。
…が、翌朝。
私が台所に行ったら、既に、鍋は片付けられ、
皮は、瓶詰になっていました。

私「まだ、煮るんだったのに…」
母「あらっ、おいしかったわよ」
私「まだ、硬かったでしょ?」
母「そう?」
…さすが、母(汗)。

オレンジピールみたいな食感だが、
見た目はマーマレード、という感じの出来栄えですが、
これはこれで、美味しいとは思う。
だが、今度は、ちゃんとやってみよう…というのが、今回のチャレンジでした。


昨日のつづきに戻ると、
実と皮に分けた、夏蜜柑。
皮は、葉っぱ形になっていますが、
この両端は落として、細切りにする……と私は解釈したのですが、
どうやら、後から見直したら、
全部を細切りにして、
長い部分と短い部分にわけて、それぞれを大量の水で2回下ゆでにする、
というのが、レシピに書いてあることらしかった。

この辺りで、既にレシピの言う通りにできなくなってきた私。
だんだんとやることが、大雑把になっていく(笑)。

とにかく、切った皮を2回下ゆでする間に、
実の方を搾って果汁をとることになっていました。
が…我が家にあるのは、檸檬搾りくらいで、
果物を搾る道具がない。

レシピによっては、
果肉と白い皮(袋)にわけてるのもあったから、
私は、この皮剥きにかかりました。

一口に、皮を剥くったって、大きなボール山盛りいっぱいになった、実。
これを全部剥き終わるまで、
私は1時間、剥いて剥いて、剥きまくったのです(笑)。
1時間も蜜柑を剥き続けたなんて、初めて!
なんせ、夏蜜柑には種が多いから、これも取りながら剥かねばならない。

ちなみに、この白い皮(本来は搾りカス)と種は、
これまた別に下ゆでして、
その後、30分ばかり煮ることになっていました。
ペクチンがとれるんだそうです。

細切した皮の2回の下ゆでは完了。
しかし、まだ白い皮を剥き終わらない。
もう、これでいいことにして、あとの実は食べちゃおうかとも思ったが、
この辺りに来ると、皮剥きが上手になってきて、
スピードもついていたので、
勢いで剥いてしまうことにしました。

剥き終わった果肉を、
小梅の種取りにも活躍した網に入れて、
上から手で押し潰し、果汁を採ろうかとも考えたが、
もぎたての夏蜜柑は、ぴちぴちすぎて…
潰したところで、こんな方法では、たいして潰れないものなんだねぇ。

搾りカス、のつもりのものを口に入れてみたら、
まだぷちぷちしてました。
これは、カス、とは言えない。
ダメだこりゃ。
これを、ペクチンをとるのに回すのも……なぁ。
だったら、果実ごと、皮と一緒に煮込んでしまおう。

というのは、言い訳。
もうすっかり面倒になっていたのだ。
いいじゃん、自己流、自己流。

待て待て、それは、「自己流」って言ってていいのか?
基本あって、そこから自己流は発展した形として、開発していくものだろう??
ただの、適当だな…と、自分にツッコミを入れながら、
ここからは、さらばじゃレシピ!
ニュアンスだけ参考にさせていただきました。

こんな作りっぷりで、「このレシピを参考にしました」なんて言っては、
むしろ失礼だろうと思うので、
ご興味のある方は、ご自分でネット検索をされて、
これを参考にしたんだな?(にやり)
と、想像して楽しんでください。

ペクチンをとるために、皮と種を下ゆでし、
いよいよ本格的に煮始めるときには、もう待ちきれなくて、
大鍋の方に、外の皮と果肉をぶち込んで、
これまた、天性の勘?で、適当に砂糖を投入して、
本格的に煮始めてしまいました。

あ、ちなみに、レシピでは、ペクチン液も入れて、煮ることになっています。
しかも、このペクチン液をとるには、
皮と種の量の何倍の水で煮る、とか、
レモンの絞り汁を入れる、とかいうことも、書いてありました。

レモン?
在庫ありません。
マンゴージャムに入れたので、品切れになっている。

しかし、あんなに、酸味の強い夏蜜柑を大量に使っているのに、
レモンなんて必要ないだろう。
省略、省略!!
(本当に、どこまでもレシピの主に失礼な私)

それで、レシピより少ない水で、ペクチン液をとったのだが、
それでも、水分が多すぎるような気がした。
大鍋は、皮と果実で、既に7割のところまで一杯になっていました。
これに、更に、水分を加えるのか?
大丈夫なのか??


つづく。