花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

夏に咲くー№ 1 ”天使の翼” 「オオシロソケイ」

2024-06-21 | 植物 花

今日の樹木花は、「オオシロソケイ」  /   大白素馨」です、純白が、冴える夏の花です。

<「オオシロソケイ  /  大白素馨」>

10枚位の細長い花弁が、風車状(星形)に開きます、蕾の色は、茶緑色ですので、開花後の白色と好対照になります。

別名「エンジェルウィング」、ジャスミン (素馨)の仲間なので、妙なる芳香が、有ります。

10枚くらいの細長い花弁が、星形を作り、風車風の様な姿になります。

濃緑色で、光沢の在る葉をバックに純白の花が、冴えます。

大きな白い羽根を拡げた様な姿です。

植物園では、周年視ることができますが、露地では、春後半から夏に懸けて見頃になります。

モクセイ科、ソケイ属、蔓性常緑低木、パプアニューギニア原産、学名   Jasminum nitidum

英名    Angelwing Jasmine 、Star Jasmine別名「エンジェルウィィング ”天使の翼”」、「オオシロソケイ」

「スタージャスミン」、「ジャスミヌム・ニティドルム」、「ウインドミルジャスミン」





他の画像は、動画にしました、数が多くて食傷気味の方は、スルーしてください。

<余談  №1>

南米ギアナ高地の<エンジェルフォール / Engel Falls >の画像です=ネットから借用画像=

白い滝の筋が、「エンジェルウィング」の花弁に似ているので、此の花は、”天使の滝” かと思ったのですが

違って、アメリカ人の探検飛行家の名前<エンジェル氏>からとか、”エンジェル氏の滝” でした。

でも、白い滝の筋が、”天使の翼”  に似てませんか

 

<余録 №. 2>

最後、余録として ”エンジェルウイング” の名前が付いた植物を挙げてみました、似ているもの

似てないもの等、混在しますが、納得は 如何ですか。

 

 

 

左図は、ベゴニア科の多数の品種の中の1品種、「ベゴニア  エンジェルウイング」です。

光沢在る葉が垂れ下がる様が、羽根の様なので、”エンジェル” と名付けた由。

細い茎にピンクや赤色の花を下垂させる様は、宛ら、”ペンダント” です。

シュウカイドウ科、多年草、南米原産、学名  Begonia coccinea

× Begonia aconitifolia 、英名  Angelwing begonia

 

 

 

 

左図は、「エンジェル ウィング」の 別名が付いた「セネシオ・カンディカンス」の葉です。

羽根とは、程遠い形ですが ・ ・ ・

「シロタイギク」のcandicans "仲間ですが、厚みの在る葉と大きさが

”天使の羽根”  の命名の由来ですか。

黄色で小さい花を咲かせますが、葉よりは見栄えがイマイチです。

キク科、セネシオ属、南米チリ原産、

学名   Senecio candicans 'Angel wings'

 

 

 

他に、”ウイング”  ではなく ”トランペット” の名前が付いた植物が有ります。

「エンジェルトランペット」です、過去に載せた記事からの再掲載ですが

<「エンジェル トランペット」>

”天使の笛” 「エンジェルトランペット」

不気味な画像ですが、「ノキシノブ」(軒忍)が 暑い夏の乾燥に耐えている姿です。一雨欲しい様子です、雨が降って湿気を含むと緑色の葉が、蘇るからです。古い茅葺屋根の軒......
 
 

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