今日の樹木花は、「オオシロソケイ」 / 大白素馨」です、純白が、冴える夏の花です。
<「オオシロソケイ / 大白素馨」>
10枚位の細長い花弁が、風車状(星形)に開きます、蕾の色は、茶緑色ですので、開花後の白色と好対照になります。
別名「エンジェルウィング」、ジャスミン (素馨)の仲間なので、妙なる芳香が、有ります。
10枚くらいの細長い花弁が、星形を作り、風車風の様な姿になります。
濃緑色で、光沢の在る葉をバックに純白の花が、冴えます。
大きな白い羽根を拡げた様な姿です。
植物園では、周年視ることができますが、露地では、春後半から夏に懸けて見頃になります。
モクセイ科、ソケイ属、蔓性常緑低木、パプアニューギニア原産、学名 Jasminum nitidum
英名 Angelwing Jasmine 、Star Jasmine 、別名「エンジェルウィィング ”天使の翼”」、「オオシロソケイ」
「スタージャスミン」、「ジャスミヌム・ニティドルム」、「ウインドミルジャスミン」
他の画像は、動画にしました、数が多くて食傷気味の方は、スルーしてください。
<余談 №1>
南米ギアナ高地の<エンジェルフォール / Engel Falls >の画像です=ネットから借用画像=
白い滝の筋が、「エンジェルウィング」の花弁に似ているので、此の花は、”天使の滝” かと思ったのですが
違って、アメリカ人の探検飛行家の名前<エンジェル氏>からとか、”エンジェル氏の滝” でした。
でも、白い滝の筋が、”天使の翼” に似てませんか
<余録 №. 2>
最後、余録として ”エンジェルウイング” の名前が付いた植物を挙げてみました、似ているもの
似てないもの等、混在しますが、納得は 如何ですか。
左図は、ベゴニア科の多数の品種の中の1品種、「ベゴニア エンジェルウイング」です。
光沢在る葉が垂れ下がる様が、羽根の様なので、”エンジェル” と名付けた由。
細い茎にピンクや赤色の花を下垂させる様は、宛ら、”ペンダント” です。
シュウカイドウ科、多年草、南米原産、学名 Begonia coccinea
× Begonia aconitifolia 、英名 Angelwing begonia
左図は、「エンジェル ウィング」の 別名が付いた「セネシオ・カンディカンス」の葉です。
羽根とは、程遠い形ですが ・ ・ ・
「シロタイギク」のcandicans "仲間ですが、厚みの在る葉と大きさが
”天使の羽根” の命名の由来ですか。
黄色で小さい花を咲かせますが、葉よりは見栄えがイマイチです。
キク科、セネシオ属、南米チリ原産、
学名 Senecio candicans 'Angel wings'
他に、”ウイング” ではなく ”トランペット” の名前が付いた植物が有ります。
「エンジェルトランペット」です、過去に載せた記事からの再掲載ですが
<「エンジェル トランペット」>
”天使の笛” 「エンジェルトランペット」![]()
不気味な画像ですが、「ノキシノブ」(軒忍)が 暑い夏の乾燥に耐えている姿です。一雨欲しい様子です、雨が降って湿気を含むと緑色の葉が、蘇るからです。古い茅葺屋根の軒......