”早咲きのアヤメ科の花” と題して、「ダッチアイリス」、「ジャーマンアイリス」、「シャガ」、「ニオイイリス」を
先般、載せましたが、今回は、初夏に咲くアヤメ科の花として「スパラキシス」と
「ハルザキグラジオラス」を挙げてみました。
続いて咲く「「アヤメ」、「カキツバタ」、「イチハツ」等とは違った趣の花達です。
最初は、「スパラキシス」 の エキソチックで派手な色合いを御愉しみください。
<「スパラキシス」>
披針形の葉の間から花茎を伸ばした茎上に、5~6個の花を穂状に次々と咲かせます。
葉もユリ科特有の披針形、線形で、花を引き立てるのに役立てます。
花弁の色、花冠の色、中心の色、混在する色に依って数種類有るようですが
色合いが比較的単純な「スパラキシス・フルビフェラ」 Sparaxis bulbifera を初め
多彩な色が混在する「スパラキシス・トリカラー」 S . tricolow、「スパラキシス・グランディフロラ」 S . granndiflora
「トリカラー」の園芸種「スパラキシス・トリカーラミックス」等々、原産地のアフリカのイメージが強い種類が有ります。
アヤメ科、スパラキシス属、半耐寒性球根、南アフリカ原産、英名 Harlequin flower、 英名は、“斑な色彩の花”の意味
清楚な感じの「スパラキシス・ブルビフェラ」 S.bulbifera
他にも「スパラキシス・グランディフロラ」、「スパラキシス・トリカラー」等多彩な品種も
次に「ハルザキグラジオラス」(春咲きグラジオラス)です。
「グラジオラス」の花は、暑い夏を思い浮かばせますが、「ハルザキグラジオラス」は、此の時季に咲きます。
原始系の「グラジオラス」で、花が多少小さく、色も淡く、野生的で清楚な感じがします。
“春のグラジオラス” です、甘い香りがします。
アヤ科、グラジオラス属、半耐寒性多年草(球根植物)、南アフリカ原産、園芸種、学名 Gladiolus cvs.
別名 「ハヤザキグラジオラス」(早咲きグラジイオラス)
今日は、ライムグリーンの花弁に黄緑色の斑筋が入る「グラジオラス・トリスティス´コンコロール`」
Gladiolus tristis var.concolor を載せてみました。