花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

冬に咲く(2)

2022-11-26 | 植物 花

今日は、「雪女王」と「白雪姫」の花です、冬の季節に相応しい名前の花です。

白い花は、雪の化身ですか、間も無く、雪も降り出します。

 

<「アロエ・アルビルロラ / 雪女王」>

「アロエ・アルビフロラ」、別名「雪女王」は、 名前が、著わしている様に、雪が降る寒い冬に咲きます。

耐寒性は、充分ですが、気温が、5度以下に下がる時は、室内で咲かせるのが無難です。

20~30cm位の花茎を伸ばした先端に総状花序を着けて、釣鐘型で緑色の筋が入った白い花を咲かせます。

雄蘂が、花冠から長く突き出ています、葯のオレンジ色が目立ちます。

葉は、多肉質で線形、切り口が三角形の三角錐です、葉の縁には棘が生えます。

ユリ科、アロエ属、常緑多年草、マダカスカル島原産、学名   Aloe albiflora、別名「雪女王」

白い斑が入った線形の葉が、「アロエ」の特徴を著わしています。

 

次は、「白雪姫」の愛称が付いた「ユーホルビア・レウコセファラ」です。

此の花も「ハツユキソウ」と同じ様に杯状花序に白い小さな花を咲かせます。

花は、目立たないですが、白い苞葉が、目を引きます、此の花も苞葉が美しい「ポインセチア」の仲間です。

トウダイグサ科、ユーフォルビア属、メキシコ、エルサルバトル原産、常緑低木

学名    Euphorbia leucocephala、英名   Pascuita、Snow of Killimanjaro、Snow flake euphorbia

属名の   Leucocephala  は、”頭が白い” 意味とか、白い苞を著わしています。



<余録>

「 ハツユキソウ」(初雪草)も "雪” の名前が、付いていますが、開花期が、7月から10

上載の「白雪姫」とは違っていますので、いつか、再度載せてみます。

小さな杯状の花序の花は、見栄えがしないのですが、緑の葉の縁に白い斑が入り、コントラストが素晴らしいと

観葉植物として親しまれています、葉を鑑賞する「ポインセチア」の仲間です。

トウダイグサ科、トウダイグサ属、非耐寒性一年草、北アメロイカ原産

学名    Euphorbia marginata英名    Ghost weed、Snow on the mountain、別名「ユーホルビア」

亀吉


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