花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

秋、稔りの季節№9

2023-10-14 | 植物 花

 

シリーズの今日は、「イチゴノキ」の果実です、熟した実と若い実が、混在する多彩な光景が視れます。

<「イチゴノキ」( 苺の木)>

「苺」の様な実を着けますが、勿論、バラ科の植物ではなくて、ツツジ科の植物です。

同じツツジ科の「ドウダンツツジ」の様な白い壺型の花を沢山咲かせます。

花期が、晩秋から初冬、果実を着けるのが、翌年の此の時季ですので、去年咲いた花からの果実と

今年の花を同時に視ることになります。

薄緑色の果実は、黄色、オレンジ、赤色と変化して熟します。

 食べられますが、美味しくなく、スカスカした食感です、学名が、Arbutus unedo ですが

unedo   は、”一度食べたら、二度と食べたくない” という意味が有るとか、不味い訳です。

ツツジ科、イチゴノキ(アルプツス)属、常緑低木、地中海沿岸、アイルランド、西フランス原産

学名   Arbutus unedo英名   Strawberry tree、別名「ストロベリーツリー」、「アルプツス・ウネド」

黄色い若い実と橙色、赤色い熟した実と花が、混在します。

下図は、「イチゴノキ」の果実に似た実を着けるヤマモモ科の「ヤマモモ」です。

似ていますが、果実を着ける季節が違う点と、果実の表面が、「ヤマモモ」の方が、艶が有ります。

此の時季、花と果実を同時に視ることが出来ます。

同じツツジ科の「ドウダンツツジ」の様な白い壺型の花を沢山咲かせます、白 、ピンク色の花も。


この記事についてブログを書く
« 秋、稔りの季節(8) | トップ | 秋、稔りの季節(10) »