シリーズの今日は、「イチゴノキ」の果実です、熟した実と若い実が、混在する多彩な光景が視れます。
<「イチゴノキ」( 苺の木)>
「苺」の様な実を着けますが、勿論、バラ科の植物ではなくて、ツツジ科の植物です。
同じツツジ科の「ドウダンツツジ」の様な白い壺型の花を沢山咲かせます。
花期が、晩秋から初冬、果実を着けるのが、翌年の此の時季ですので、去年咲いた花からの果実と
今年の花を同時に視ることになります。
薄緑色の果実は、黄色、オレンジ、赤色と変化して熟します。
食べられますが、美味しくなく、スカスカした食感です、学名が、Arbutus unedo ですが
unedo は、”一度食べたら、二度と食べたくない” という意味が有るとか、不味い訳です。
ツツジ科、イチゴノキ(アルプツス)属、常緑低木、地中海沿岸、アイルランド、西フランス原産
学名 Arbutus unedo、英名 Strawberry tree、別名「ストロベリーツリー」、「アルプツス・ウネド」
黄色い若い実と橙色、赤色い熟した実と花が、混在します。
下図は、「イチゴノキ」の果実に似た実を着けるヤマモモ科の「ヤマモモ」です。
似ていますが、果実を着ける季節が違う点と、果実の表面が、「ヤマモモ」の方が、艶が有ります。
此の時季、花と果実を同時に視ることが出来ます。
同じツツジ科の「ドウダンツツジ」の様な白い壺型の花を沢山咲かせます、白 、ピンク色の花も。