今日も樹木花で、黄色い花の「ユーリオプス ・バージネウス」と「ユーリオプデージー」です。
草木と見紛うキク科の低木で、黄色で明るい "春色” 、春の到来を告げます、
<「ユーリオプス・バージネウス」>
松葉のような小さく細い分裂葉で、枝先に、輝くような黄金色の花を咲かせ、樹高1メートル位になります。
其の様子が、クラッカーが、弾けるように見えるので、別名に「ゴーデンクラッカー」の名前が付いた由
冬場でも屋外で開花させることが出来る、耐寒性の優れた植物です。
キク科、バージネス属、耐寒性常緑低木、南アフリカ原産、学名 Euryops virgineus
英名 Honey euryops、別名「ゴールデンクラッカー」
下の小さい画像は、拡大して御覧下さい
次は、「ユーリオプスデージー」です、晩秋から、初夏に懸けて咲き続けます。
<「ユーリオプスデージー」>
寒さに強く、冬でも外で越冬できます、「マーガレット」の花に似た花で、一重の花を一輪、枝先に咲かせます。
葉は、羽状の切込みが深く、細かい毛が密生するので、銀色に輝きます。
Euryops は、ギリシャ語で ”大きな目を持つ” 意味とか、花径が4cm位になりますから、”大きな目” かと
思ったら、”人目をひく” からとの解説が載ってました、花の少ない季節、”大きな花が、人目をひく” で一件落着です。
仲間には、次に載せる「ユーリオプス・バージネウス」、別名「ゴールデンクラッカー」が有ります。
生育時の初めの頃は、草花の感じがしますが、枝が、太くなり、段々と樹木の感じに変わります。
キク科、ユーリオプス属、耐寒性常緑低木(多年草)、南アフリカ原産、学名 Euryops pectinatus
英名 Euryops daisy、Gray leaved euryops
下図は、似た花の「マーガレットコスモス」(Euryops chrysanthemoides)です。
開花期も粗同じですが、葉の形が羽状ですが、切込みが「ユーリオプスデージー」より浅く
毛が生えてないので艶やかで恋濃い緑色をしています。