花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

銀色に輝く。

2019-01-22 | 植物 花

冬の寒い時期に銀色に輝英名物達です、銀色の葉の「ギンヨウアカシ」(銀葉アカシア)、此も葉が銀色に輝く

「ディコンドラ・アルゲンティア ’シルバーフォール’」、シロタエギク」(白妙菊)です。

<「ギンヨウアカシア」>

開花は、3月頃ですが、今は、小さな ”金色” の蕾が、膨らみ始める時季です。

開花期には、総状花序に黄色い花が、多数咲き集います。

此の時季は、名前の通り、葉が、灰銀色ですので、灰色のキャンバスに金の粒を鏤めた様相です。

「ミモザ」とも称していますが、正確には、「ミモザ」は

「オジギソウ」(含羞草/眠り草/タッチミーノット/Mimosa pudica)を指す由

似た花の「フサアカシア」(房アカシア/Acacia dealbata)も「ミモザ」と称しますが

此も正確には、間違っているとのことです。

マメ科、アカシア属、半耐寒性常緑高木、オーストラリア原産、学名 Acacia baileyana

英名 Cootamundra Wattle、別名「ミモザ」、 「ミモザザアカシア」、「ゴールデンミモザ」


3月頃に下図の様な花が開花します、黄一色で埋め尽くされます。

 

「ギンヨウアカシア」も「フサアカシア」も葉は、羽状複葉ですが、前者は、小葉が5対 位に

対して、後者が、10~20対位で、葉、花とも後者の方が、大きい違いが有ります。

下図は、開花した「フサアカシア」の花(3月に撮影)

 

 次もシルバーリーフが、美しい「ディコンド アルゲンティア ’ラシルバーフォール’」です。

<「ディコンドラ ・アルゲンティア ’シルバーフォール’」>

冬の寒い屋外でも枯れない「ディコンドラ」です、グランドカバーとして重宝します。

ハート形で、銀白色の葉が、這う様に広がるのでグランドカバーとして最適です。

夏に、小さい花を咲かせますが、目立たないので、主に観葉植物として植栽します。

尚、緑色の葉の品種「ディコンドラ・ミクランサ 'エメラルドフォール’」

(Dichondra micrantha 'Emerald Falls')も有ります。

Falls" の名前の様に、屏や壁等に沿って下垂させると、確かに ”滝” の様に見えます。

ヒルガオ科、ディコンドラ属、多年草、北南アメリカ、アジア原産、学名 Dichondra argentea 'Silver Falls' 

英名 DichondraKidney Weed、別名「アオイゴケ」、「デコンドラ」



下図は、夏の頃に咲く花です、小さくて目に付き難い花です。

最後は、「シロタエギク」(白妙菊)の銀白色の葉です。

<「シロタエギク」>

葉の大きさや形に依って、何種類かの品種が有りますが、今回は、葉に羽状の深い切込が入る品種を挙げてみます。

「ダステーミラー」、英名 Dusty Miller 、別名「シネシオ・シネラリア」の名前が付いた品種です。

葉や茎に白い繊毛が生えているので、銀白色に視えるシルバーリーフです。

6月から7月頃に「菊」に似た黄色い花をさかせます。

キク科、キオン属、耐寒性多年草、南ヨーロッパ原産,学名 Senecio cineraria 



 下図は、夏の頃に咲く花です。

葉が 、大きく切込みが少ない種類も

<各画像は、クリックで拡大表示します>


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