春に咲く「サクラ」染井吉野に先駆けて、此の寒い季節に咲く「桜」が有ります。
「ジュウガツザクラ」(十月桜)、「ヒマラヤザクラ」を挙げてもました。
<「十月桜」>
花色は、白や淡いピンク色で、小輪で八重の花を散房状に咲かせます。
「コヒガンザクラ」(小彼岸桜)と「マメザクラ」(豆桜)の交配種とのこと、寒い時季に健気に咲く感じがします。
「染井吉野」などに比べて、花数が少ないので、派手さは、無いのですが
開花期が、10月から1月、3月の頃にも再度咲きますので2度愉しめます。
雄蘂より長い1本の雌蘂が目立ちます。
尚、此の時季には、中輪で一重の「フユザクラ」(冬桜)Cerasus × parvifolia 'Fuyu zakura' も視られます。
バラ科、サクラ属、落葉小高木、交配種、学名 Prunus × Subhirtella cv. Autumnalis
次は、「 ヒマラヤザクラ」です。
<「ヒマラヤザクラ」>
「サクラ」の野生種とのことなので、簡素な野生美を愛でる「桜」の花です。
インド、ネパール、ヒマラヤ地方が原産地で、ネパールから贈られたものを植栽したのが広まった由
白や淡いピンク色の一重の五弁花です。
花と葉が一緒に着けるのも、「染井吉野」等と違っています。
学名 Prunus cerasoides
”冬の桜” には、「カンヒザクラ」(寒緋桜)も咲き始めていますので、次回に載せる予定にしています。
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最後に、温室で咲いている「メディニア・マグニフィカ」を載せてみました、
以下は、過去の記事に新しい画像を追加して再度載せてみました。
色彩が乏しい季節には、気持ちが、癒やされる明るい色です。
<各画像は、クリックで拡大表示します>「メディニラ・マグフィカ」は、ノボタン科、メディニラ属、非耐寒性常緑低木、フィリピン原産
露地では、7月から8月頃に開花、学名 Medinilla magnifica 、別名「オオバヤドリノボタン」