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花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

夏、ゴマノハグサ科の花(2)

2022-07-11 | 植物 花

今回のゴマノハグサ科の花は、夏の花、「ジキタリス」、「エンジェロニア / アンゲロニア」です。

<「ジキタリス」>

ロゼット状の大きな根生葉から50cm位の花茎を伸ばして総状花序をだして

漏斗状の花を多数、横向きに咲かせます。

葉は、肉厚で白い毛が密生しています、ヨーロッパ、北アフリカ、中央アジアには、20種位品種が、有る様ですが

「ジキタリス・プルプレア」が、薬用(毒草)、観賞用には、一番多く栽育されているようです。

園芸品種も多くて、花色は、ピンク、青紫、赤、茶、黄、白、複色等多彩です。

花の内側の斑点が、濃い色で目立ちます。

Digitalis の由来は、ラテン語の<digitus>(指)から、花の形が指に似ているからとのこと

現代の用語<デジタル(Digital)>も此の<digitus(指)>からとか、”指で数を数える” ですね

ゴマノハグサ(オオバコ)科、ジキタリス属、耐寒性多年草、ヨーロッパ、中央アジア原産

学名 Digitalis purpurea 、英名 Foxglobe、別名「キツネノテブクロ」(狐の手袋)




因みに、英名に   Foxglobe   が付いた花には 、Chinese foxglobe 「レーマニア」  Rehmannia elata   や

Wild foxglobe 、African foxglobe   が付いた

「ケラトテカ・トリロバ」  Ceratotheca triloba   が有ります、似たような花です。

下図左=「レーマニア」、下図右=「ケラトテカ・トリロバ」

 

<「エンジェロニア」(アンゲロニア)>

大きな口を開けて、叫んでいる様な形をしています。

”夏のキンギョソウ” の英名が付いた「キンギョソウ」(金魚草)にも似た花です。

30種くらいの品種が有るようですが、「エンジェロニア・アングスティフォリア」Angerolonia angustifolia

「エンジェロニア・サリカリフォリア」A.salicariifolia 等が、主に栽育されています。

葉の付け根に蕾を着けて、白、紫、ピンク、白と紫のツートンカラー等の多彩な花を咲かせます。

葉は、濃い緑色で細長、達性が多いようですが、這性のものも有る様です。

ゴマノハグサ(オオバコ)科、アンゲロニア属、非耐寒性多年草(一年草)、中央アメリカ、メキシコ、西インド諸島原産

学名 Angelonia angusutifolia 、A.salicariifolia、英名 Summer snapdragon

別名 「アンゲロニア」、「エンジェル・ラベンダー」

以下は、過去の記事の再掲載です、「サボテン」の花を載せてました

「スイレン」、「サボテン」の花が、涼しげです。
ブラックベリー」Rubus allegheniensis/blackberry が、名前の通りに色付いてきました。水辺の「スイレン」の花が、涼しげだったので載せま......

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